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8月下旬発送【書籍】英国本屋めぐり
¥2,970
【 試し読み公開中:https://hanmoto.tameshiyo.me/9784909125439 】 本屋をめぐれば イギリスの最もよいところが見えてくる。 本屋から本屋へとイギリスじゅうをたどるスロートラベルはいかが? 本書でご紹介する18のルートでは、のどかな田舎道も通りながら、風光明媚な町や村、うっとりさせるような絶景、黄金に輝くビーチ、息を呑む海岸線に、 産業、文学、歴史の伝統が豊かに息づく土地などなどを訪れる。 本屋めぐりの旅の素晴らしいところは、一つとして他と同じ本屋がないこと。本、書棚、窓、レジといった要素は同じでも、雪の結晶のようにそれぞれ独自の個性がある。その書店の伝統、場所柄、店の建物の歴史、オーナーや店員の特別な情熱――これらが個性を生み出している。 書店情報、近隣散策に役立つサイトも満載。 著:ルイーズ・ボランド (Louise Boland) ライター&出版者。文芸出版社Fairlight Booksを立ち上げた後にイギリス国内の本屋めぐりの旅を始めた自称「本屋の擁護者」。新進気鋭の作家の作品を出版するために自ら設立したFairlight Booksは、作家のクオリティとオリジナリティを前面に出した美しい本をつくることをモットーとしている。 Twitter:LouiseBoland@FairlightLouise 訳:ユウコ・ペリー 北海道大学文学部卒、京都大学大学院修士課程修了、英国カーディフ大学修士課程修了。2006年からイギリス在住。2012年からフリーランスの翻訳者として仕事を始め、実務翻訳の他、イギリス現地取材の同行、資料翻訳なども行っている。訳書『[図説]お菓子の文化誌百科』(原書房)。C・S・ルイスがナルニア物語の『ライオンと魔女』に登場するランプポストのアイデアを得たヴィクトリア時代のガス灯がある街に暮らし、物語に登場するごはんを実際に作って楽しむのが趣味。 《書籍の詳細について》 http://thousandsofbooks.jp/project/bookshoptours/ 《書籍のお届けについて》 先行販売予約受付中。8月下旬発送開始。 《この書籍について》 書名: 英国本屋めぐり――本と本を愛する人に出会う旅 作:ルイーズ・ボランド 訳:ユウコ・ペリー 発行年:2023年9月 仕様:B5変形判/並製本/304ページ/4色 ジャンル:単行本・実用・海外旅行 ISBN:978-4-909125-43-9
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8月下旬配信【電子書籍】英国本屋めぐり
¥2,750
【 試し読み公開中:https://hanmoto.tameshiyo.me/9784909125439 】 《電子書籍のお届けについて》 PDFファイルでの納品となります。 購入された方には電子書籍ダウンロード用のリンクをメールでお送りいたします。リンクをクリックすると画像認証のページが立ち上がりますので、画像に表示されている文字をフォームに入力し、ファイルをダウンロードしてください。 先行販売予約受付中。8月下旬配信開始。 《電子書籍の読み方について》 当サイトで販売している電子書籍ファイルは、パソコンやスマートフォン、電子書籍専用端末などお好きな端末の電子書籍リーダーアプリでご覧いただけます。 くわしくはこちらをご覧ください。 http://thousandsofbooks.jp/faq/#ebook 本屋をめぐれば イギリスの最もよいところが見えてくる。 本屋から本屋へとイギリスじゅうをたどるスロートラベルはいかが? 本書でご紹介する18のルートでは、のどかな田舎道も通りながら、風光明媚な町や村、うっとりさせるような絶景、黄金に輝くビーチ、息を呑む海岸線に、 産業、文学、歴史の伝統が豊かに息づく土地などなどを訪れる。 本屋めぐりの旅の素晴らしいところは、一つとして他と同じ本屋がないこと。本、書棚、窓、レジといった要素は同じでも、雪の結晶のようにそれぞれ独自の個性がある。その書店の伝統、場所柄、店の建物の歴史、オーナーや店員の特別な情熱――これらが個性を生み出している。 書店情報、近隣散策に役立つサイトも満載。 著:ルイーズ・ボランド (Louise Boland) ライター&出版者。文芸出版社Fairlight Booksを立ち上げた後にイギリス国内の本屋めぐりの旅を始めた自称「本屋の擁護者」。新進気鋭の作家の作品を出版するために自ら設立したFairlight Booksは、作家のクオリティとオリジナリティを前面に出した美しい本をつくることをモットーとしている。 Twitter:LouiseBoland@FairlightLouise 訳:ユウコ・ペリー 北海道大学文学部卒、京都大学大学院修士課程修了、英国カーディフ大学修士課程修了。2006年からイギリス在住。2012年からフリーランスの翻訳者として仕事を始め、実務翻訳の他、イギリス現地取材の同行、資料翻訳なども行っている。訳書『[図説]お菓子の文化誌百科』(原書房)。C・S・ルイスがナルニア物語の『ライオンと魔女』に登場するランプポストのアイデアを得たヴィクトリア時代のガス灯がある街に暮らし、物語に登場するごはんを実際に作って楽しむのが趣味。 《書籍の詳細について》 http://thousandsofbooks.jp/project/bookshoptours/ 《書籍のお届けについて》 先行販売予約受付中。8月下旬配信開始。 《この書籍について》 書名: 英国本屋めぐり――本と本を愛する人に出会う旅 作:ルイーズ・ボランド 訳:ユウコ・ペリー 発行年:2023年9月 仕様:B5変形判/並製本/304ページ/4色 ジャンル:単行本・実用・海外旅行 ISBN:978-4-909125-43-9
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【書籍】漫画ペタンクの歴史 ブール競技に情熱をかけた人々
¥2,530
【 試し読み公開中:https://hanmoto9.tameshiyo.me/9784909125422 】 世界でもっともやさしく奥が深いスポーツはこうして生まれた。 直径7センチ重さ700グラム程の鉄のボール(ブール)を投げて競うペタンク。本場フランスでは50万人を超える競技人口があり、ヨーロッパやアフリカ、タイやインドネシア等のアジアの国々でも盛んに行われている。 古くは紀元前から、多くの人を魅了してやまないブール競技の歴史と、ペタンクの発展に情熱を注いだ人々を紹介するはじめての本。ペタンク愛好家としても知られるフランスの国民的歌手アンリ・サルヴァドールが、シンプルでありながら奥深いペタンクの世界へとナビゲートする。 作画:マルセル・ユデルゾ(Marcel Uderzo) 1933 年生まれ。1965 年、兄アルベールの漫画『タンギーとラベルデュール』と『アステリクス』から兄の元で助手 として働く。1981年から 1985年にかけて代表シリーズ『マティアスの回想』を発表。ジュール・ベルヌの小説を漫 画化した『海底 2 万里』『神秘の島』『月世界旅行』のほか、スポーツを描いた本書『漫画ペタンクの歴史』を始め、『フランススキー界のトッププレイヤー』『ジュードーのチャンピオン』などがある。 2021 年 1 月フランスのノルマンディーで亡くなる。 原作:クロード・アゼマ(Claude Azema) 1946 年フランス南西部のポー生まれ。現在、国際ペタンク・プロヴァンサル連盟 (FIPJP)会長。1974 年から 1985 年まで全仏ペタンク・プロヴァンサル連盟(FFPJP)のジュラ県委員会の会長、1993 年から FIPJPの書記長を務めた後、2004年 9月にFIPJPの会長に就任。また、 2021 年から現在まで 世界ペタンク・ボウル連盟(WPBF)の会長も歴任。長年に渡り各国のペタンク連盟と協力して競技の発展や組織づくりに取り組んでいる。 訳:三宅雅之(みやけ まさゆき) 1956 年岐阜市生まれ。1982 年慶應義塾大学大学院哲学専攻を修了。1985 年から 2021 年まで公認会計士として業務。 日本ペタンク・ブール連盟会員及び同審判員、国際ペタンク指導協会日本支部 (CIEP-japon ) 理事。 2021 年と 2022 年に国際ペタンク指導協会フランス本部(CIEP)において研修を受け、上級レベルの指導員資格を取得。フランスのペタンクの歴史文化の紹介に努めている。 《書籍の詳細について》 http://thousandsofbooks.jp/project/petanque/ 《書籍のお届けについて》 ご注文が確定してから3営業日以内に発送します。 《この書籍について》 書名: 漫画ペタンクの歴史 ブール競技に情熱をかけた人々 作画:マルセル・ユデルゾ 原作:クロード・アゼマ 訳 :三宅雅之 発行年:2023年7月 仕様:A4変形判/上製本/48ページ/4色 ジャンル:単行本・実用・スポーツ・コミック ISBN:978-4-909125-42-2
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【電子書籍】漫画ペタンクの歴史 ブール競技に情熱をかけた人々
¥2,200
【 試し読み公開中:https://hanmoto9.tameshiyo.me/9784909125422 】 《電子書籍のお届けについて》 PDFファイルでの納品となります。 購入された方には電子書籍ダウンロード用のリンクをメールでお送りいたします。リンクをクリックすると画像認証のページが立ち上がりますので、画像に表示されている文字をフォームに入力し、ファイルをダウンロードしてください。 メールはご注文が確定してから3営業日以内にお送りします。 《電子書籍の読み方について》 当サイトで販売している電子書籍ファイルは、パソコンやスマートフォン、電子書籍専用端末などお好きな端末の電子書籍リーダーアプリでご覧いただけます。 くわしくはこちらをご覧ください。 http://thousandsofbooks.jp/faq/#ebook 世界でもっともやさしく奥が深いスポーツはこうして生まれた。 直径7センチ重さ700グラム程の鉄のボール(ブール)を投げて競うペタンク。本場フランスでは50万人を超える競技人口があり、ヨーロッパやアフリカ、タイやインドネシア等のアジアの国々でも盛んに行われている。 古くは紀元前から、多くの人を魅了してやまないブール競技の歴史と、ペタンクの発展に情熱を注いだ人々を紹介するはじめての本。ペタンク愛好家としても知られるフランスの国民的歌手アンリ・サルヴァドールが、シンプルでありながら奥深いペタンクの世界へとナビゲートする。 作画:マルセル・ユデルゾ(Marcel Uderzo) 1933 年生まれ。1965 年、兄アルベールの漫画『タンギーとラベルデュール』と『アステリクス』から兄の元で助手 として働く。1981年から 1985年にかけて代表シリーズ『マティアスの回想』を発表。ジュール・ベルヌの小説を漫 画化した『海底 2 万里』『神秘の島』『月世界旅行』のほか、スポーツを描いた本書『漫画ペタンクの歴史』を始め、『フランススキー界のトッププレイヤー』『ジュードーのチャンピオン』などがある。 2021 年 1 月フランスのノルマンディーで亡くなる。 原作:クロード・アゼマ(Claude Azema) 1946 年フランス南西部のポー生まれ。現在、国際ペタンク・プロヴァンサル連盟 (FIPJP)会長。1974 年から 1985 年まで全仏ペタンク・プロヴァンサル連盟(FFPJP)のジュラ県委員会の会長、1993 年から FIPJPの書記長を務めた後、2004年 9月にFIPJPの会長に就任。また、 2021 年から現在まで 世界ペタンク・ボウル連盟(WPBF)の会長も歴任。長年に渡り各国のペタンク連盟と協力して競技の発展や組織づくりに取り組んでいる。 訳:三宅雅之(みやけ まさゆき) 1956 年岐阜市生まれ。1982 年慶應義塾大学大学院哲学専攻を修了。1985 年から 2021 年まで公認会計士として業務。 日本ペタンク・ブール連盟会員及び同審判員、国際ペタンク指導協会日本支部 (CIEP-japon ) 理事。 2021 年と 2022 年に国際ペタンク指導協会フランス本部(CIEP)において研修を受け、上級レベルの指導員資格を取得。フランスのペタンクの歴史文化の紹介に努めている。 《書籍の詳細について》 http://thousandsofbooks.jp/project/petanque/ 《書籍のお届けについて》 先行予約受付中です。6月下旬発送予定。 《この書籍について》 書名: 漫画ペタンクの歴史 ブール競技に情熱をかけた人々 作画:マルセル・ユデルゾ 原作:クロード・アゼマ 訳 :三宅雅之 発行年:2023年7月 仕様:A4変形判/48ページ/4色 ジャンル:単行本・実用・スポーツ・コミック ISBN:978-4-909125-42-2
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【書籍】ウィッピング・ガール トランスの女性はなぜ叩かれるのか
¥2,970
【 試し読み公開中:https://hanmoto9.tameshiyo.me/9784909125408 】 トランスジェンダー・アクティビズムとフェミニズム 両者が共闘するべき理由がある ヨーロッパ近世において王子が受けるべきむち打ちを受ける役の少年のことをウィッピング・ボーイと言った。現代ではスケープゴートの意味で使われる。トランスジェンダーの女性には同じことが起こっていると訴えるという著者は、女性嫌悪(ミソジニー)の表出として、女性性を表現するMTFのトランスジェンダーの女性がスケープゴート化されていると指摘する。 トランスフォビアやトランス差別と、女性差別の問題の根っこは同じだ・トランスジェンダー・アクティビストの著者が、トランスジェンダーの女性をウィッピングし続けるメディア、アカデミズム、作家、医療体制、社会、えせフェミニズムを徹底追及した怒涛の20章がついに邦訳。 著:ジュリア・セラーノ(Julia Serano) ジュリア・セラーノは、米国カリフォルニア州オークランド在住の女性ライター、パフォーマー、アクティビスト、そして生物学者である。著書に、Excluded: Making Feminist and Queer Movements More Inclusive(2013年度レズビアン・ノンフィクション・ジュディ・グラーン賞ファイナリスト)とOutspoken: A Decade of Transgender Activism and Trans Feminismなどがある。また、ジュリアの作品は各種アンソロジーに収められているほか、The Guardian、The Advocate、The Daily Beast、Bitch、AlterNet、Out、Msなどの雑誌や報道機関にも寄稿しており、彼女の著作は北米各地の大学で、クィア/ジェンダー・スタディーズ、社会学、心理学、ヒューマン・セクシュアリティ等の授業用教材として使われている。ジュリアは科学者としてコロンビア大学から生化学の博士号を授与され、カリフォルニア大学バークレー校で17年間、遺伝子学と進化発生生物学の分野で研究員として勤務した経験がある。 公式サイト:https://www.juliaserano.com/ 訳:矢部 文(やべ・あや) 翻訳家・教育コンサルタント。女性パートナーと結婚したレズビアンの娘を持つ母という立場で、米国のアジア系クィア/トランスコミュニティの団体(Okaeri LA、API Rainbow Parents of PFLAG NYC、NQAPIA)の社会変容活動に参加。日本人を含むアジア系性的マイノリティとその家族の可視化を通して家族の固定観念を覆すため、ワークショップや講演などの活動に携わっている。訳書に『ピア・サポート実践マニュアル』(共訳、川島書店)『世界のいじめ:各国の現状と取り組み』(共訳、金子書房)、『コンピュータユーザのための健康サバイバルガイド』(オライリージャパン)などがある。ニューヨーク在住。 《書籍の詳細について》 http://thousandsofbooks.jp/project/whippinggirl/ 《書籍のお届けについて》 ご注文が確定してから3営業日以内に発送します。 《この書籍について》 書名: ウィッピング・ガール トランスの女性はなぜ叩かれるのか 著:ジュリア・セラーノ 訳:矢部 文 発行年:2023年5月 仕様:四六判/並製本/430ページ ジャンル:エッセイ・ジェンダー研究 ISBN:978-4-909125-40-8
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【電子書籍】ウィッピング・ガール トランスの女性はなぜ叩かれるのか
¥2,530
【 試し読み公開中:https://hanmoto9.tameshiyo.me/9784909125408 】 《電子書籍のお届けについて》 EPUB、PDFファイルでの納品となります。 購入された方には電子書籍ダウンロード用のリンクをメールでお送りいたします。リンクをクリックすると画像認証のページが立ち上がりますので、画像に表示されている文字をフォームに入力し、ファイルをダウンロードしてください。 メールはご注文が確定してから3営業日以内にお送りします。 《電子書籍の読み方について》 当サイトで販売している電子書籍ファイルは、パソコンやスマートフォン、電子書籍専用端末などお好きな端末の電子書籍リーダーアプリでご覧いただけます。 くわしい電子書籍の読み方についてはこちらをご覧ください。 http://thousandsofbooks.jp/faq/#ebook トランスジェンダー・アクティビズムとフェミニズム 両者が共闘するべき理由がある ヨーロッパ近世において王子が受けるべきむち打ちを受ける役の少年のことをウィッピング・ボーイと言った。現代ではスケープゴートの意味で使われる。トランスジェンダーの女性には同じことが起こっていると訴えるという著者は、女性嫌悪(ミソジニー)の表出として、女性性を表現するMTFのトランスジェンダーの女性がスケープゴート化されていると指摘する。 トランスフォビアやトランス差別と、女性差別の問題の根っこは同じだ・トランスジェンダー・アクティビストの著者が、トランスジェンダーの女性をウィッピングし続けるメディア、アカデミズム、作家、医療体制、社会、えせフェミニズムを徹底追及した怒涛の20章がついに邦訳。 著:ジュリア・セラーノ(Julia Serano) ジュリア・セラーノは、米国カリフォルニア州オークランド在住の女性ライター、パフォーマー、アクティビスト、そして生物学者である。著書に、Excluded: Making Feminist and Queer Movements More Inclusive(2013年度レズビアン・ノンフィクション・ジュディ・グラーン賞ファイナリスト)とOutspoken: A Decade of Transgender Activism and Trans Feminismなどがある。また、ジュリアの作品は各種アンソロジーに収められているほか、The Guardian、The Advocate、The Daily Beast、Bitch、AlterNet、Out、Msなどの雑誌や報道機関にも寄稿しており、彼女の著作は北米各地の大学で、クィア/ジェンダー・スタディーズ、社会学、心理学、ヒューマン・セクシュアリティ等の授業用教材として使われている。ジュリアは科学者としてコロンビア大学から生化学の博士号を授与され、カリフォルニア大学バークレー校で17年間、遺伝子学と進化発生生物学の分野で研究員として勤務した経験がある。 公式サイト:https://www.juliaserano.com/ 訳:矢部 文(やべ・あや) 翻訳家・教育コンサルタント。女性パートナーと結婚したレズビアンの娘を持つ母という立場で、米国のアジア系クィア/トランスコミュニティの団体(Okaeri LA、API Rainbow Parents of PFLAG NYC、NQAPIA)の社会変容活動に参加。日本人を含むアジア系性的マイノリティとその家族の可視化を通して家族の固定観念を覆すため、ワークショップや講演などの活動に携わっている。訳書に『ピア・サポート実践マニュアル』(共訳、川島書店)『世界のいじめ:各国の現状と取り組み』(共訳、金子書房)、『コンピュータユーザのための健康サバイバルガイド』(オライリージャパン)などがある。ニューヨーク在住。 《書籍の詳細について》 http://thousandsofbooks.jp/project/whippinggirl/ 《この書籍について》 書名: ウィッピング・ガール トランスの女性はなぜ叩かれるのか 著:ジュリア・セラーノ 訳:矢部 文 発行年:2023年5月 仕様:四六判/並製本/430ページ ジャンル:エッセイ・ジェンダー研究 ISBN:978-4-909125-40-8
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【書籍】ワイン知らず、マンガ知らず
¥3,300
【 試し読み公開中:https://hanmoto9.tameshiyo.me/9784909125385 】 過酷な有機農法によるワイン醸造家と バンド・デシネ作家たちの出会い 本作品はワイン造りの約一年を追ったドキュメンタリーで、小さなエピソードを積み重ねるように描かれている。本書のタイトルの直訳は「無知なる者たち」。これはワインに無知な漫画家の作者と、漫画には縁遠いワイン醸造家という二人の主人公が念頭に置かれている。副題には「相互教育の物語」とあるが、漫画家はワイン造りの現場を、ワイン醸造家は出版の現場を知ることにより感化を受け、世界を広げることを示唆している。 フランス北西部のロワール地方。ワイン造りに興味を持った漫画家のエティエンヌ・ダヴォドーは、ワイン生産者のリシャール・ルロワに、一年間の密着取材を依頼する。エティエンヌがワイン造りを学ぶ代わりに、リシャールには出版界を案内するという代替案を提示。それが「相互教育」の道を拓くことになる。 言うまでもなく、フランス・ワインの品質は世界最高峰を誇り、伝統の製法が今も息づいているが、一方で中小の生産者は、安価な新世界のワイン(チリ、アメリカ、オーストラリアなど)の台頭に苦戦を強いられている。大量生産するためには除草剤と農薬を大量に必要とするが、すると土地は荒れ、ワインの質は年々劣化する。それを補うためにワインに細工をする、という悪循環を生んでいる。 そんな中、リシャールが実践するのは「ビオ・ディナミ農法」という有機農法の中でも過酷なもの、言わば自然との共存を図る農法だ。化学肥料も除草剤も一切使わず、瓶詰めの際に必要な保存料もゼロにする徹底ぶり。だがその現場は、まさに自然との格闘の場だ。エティエンヌは冬の剪定に始まり、春の棚づくり、夏の除草作業、夜中の肥料まきなど、葡萄栽培の熾烈な現場に身を置きながら、次第に自然、そしてワインを敬う気持ちが芽生えてくる。 一方のリシャールは、エティエンヌから大量のBDを読むことを要請される。BDとは「バンド・デシネ(Bande dessinée)」の略称で、いわゆるフランス・ベルギーを中心とした地域の漫画のことである。日本語のニュアンスで理解される「漫画」とは異なり、フランスでは「9番目の芸術」と認識されるほど、社会性、芸術性に富んだ作品も多い。様々なBD作家たちとの出会いの機会を得ることで、リシャールもまた、抽象的な概念を具体的な絵で描く作業と、土地の様々なファクターをワインという生産物に仕上げることの共通性に気づくなどして、ワインが芸術であることの認識を深めていく。 自然派ワインの巨匠と社会派バンド・デシネ作家、異質な二人の交流と発見を描く実録マンガ。フランスでは累計27万部を売り上げ、およそ14言語で翻訳出版された話題作が待望の邦訳化。 《著者・訳者プロフィール》 著:エティエンヌ・ダヴォドー(Étienne Davodeau) フランスの漫画家。1992年『サルティエルの友達(Les Amis de Saltiel)』で漫画家デビュー。その後、小説やルポルタージュを漫画で表現する手法を取る。扱うテーマは、政治や歴史的に重要な人物、または現代の魅力溢れる人物など多種多彩である。2013年、代表作『素顔の素顔のリュリュ(Lulu femme nue)』がソルヴェイグ・アンスパック監督により映画化される。その他、代表作に『農村!(Rural! Chronique d’une collision politique)』(2001)、『モージュの人々(Les Mauvaises gens)』(2005)、「我らが幼少時代の愛しき国(Cher pays de notre enfance)』(ブノワ・コロンバ作、2015)などがある。最新刊は『土地の権利(LeDroit du sol)』(2021)。本作『ワイン知らず、マンガ知らず』(2011)は、2012年のアングレーム国際漫画祭の公式セレクションにノミネートされ、世界的な知名度を得ることとなる。 訳:大西愛子(おおにし あいこ) フランス語翻訳・通訳。父親の仕事の都合でフランス及びフランス語圏で育つ。主な訳書にステファヌ・マルシャン『高級ブランド戦争 ヴィトンとグッチの華麗なる戦い』(駿台曜曜社)、エマニュエル・ギベール、ディディエ・ルフェーヴル、フレデリック・ルメルシエ『フォトグラフ』(小学館集英社プロダクション)、エマニュエル・ルパージュ『チェルノブイリの春』(明石書店)、カトリーヌ・ムリス『わたしが「軽さ」を取り戻すまで』(花伝社)など。最新刊は長らく手掛けているフアン・ディアス・カナレス作、フアンホ・ガルニド画「ブラックサッド」シリーズ第6巻「そして、すべて堕ちる」(飛鳥新社) 監修:京藤好男(きょうとうよしお) 東京外国語大学イタリア語学科卒業。1995年 文部省派遣留学生としてイタリア国立ヴェネツィア大学文哲学部留学。東京外国語大学大学院修了。現在、慶應義塾大学、法政大学、武蔵大学、武蔵野音楽大学で講師を務めるほか、さまざまなメディアで講師活動をしつつ、ワインや食を始めとするイタリア文化の普及に努めている。訳書に『インタビュー オサマ・ビンラディン』、『リーダーは、ピーターパンの心を持って!』(共にダイヤモンド社)著書に『中級へのイタリア語文法』、『イタリア語を読む』(共に三修社)他多数。2021年3月からオンライン専用イタリア語スクール「TERRA」の代表を務める。 《書籍の詳細について》 http://thousandsofbooks.jp/project/les-ignornants/ 《書籍のお届けについて》 ご注文が確定してから3営業日以内に発送します。 《この書籍について》 書名:ワイン知らず、マンガ知らず 著:エティエンヌ・ダヴォドー 訳:大西愛子 監修:京藤好男 発行年:2022年7月 仕様:並製本/B5判/296ページ ジャンル:外国文学・コミック ISBN:978-4-909125-38-5
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【電子書籍】ワイン知らず、マンガ知らず
¥2,640
【 試し読み公開中:https://hanmoto9.tameshiyo.me/9784909125385 】 《電子書籍のお届けについて》 PDFファイルでの納品となります。 購入された方には電子書籍ダウンロード用のリンクをメールでお送りいたします。リンクをクリックすると画像認証のページが立ち上がりますので、画像に表示されている文字をフォームに入力し、ファイルをダウンロードしてください。 メールはご注文が確定してから3営業日以内にお送りします。 《電子書籍の読み方について》 当サイトで販売している電子書籍ファイルは、パソコンやスマートフォン、電子書籍専用端末などお好きな端末の電子書籍リーダーアプリでご覧いただけます。 くわしい電子書籍の読み方についてはこちらをご覧ください。 http://thousandsofbooks.jp/faq/#ebook 過酷な有機農法によるワイン醸造家と バンド・デシネ作家たちの出会い 本作品はワイン造りの約一年を追ったドキュメンタリーで、小さなエピソードを積み重ねるように描かれている。本書のタイトルの直訳は「無知なる者たち」。これはワインに無知な漫画家の作者と、漫画には縁遠いワイン醸造家という二人の主人公が念頭に置かれている。副題には「相互教育の物語」とあるが、漫画家はワイン造りの現場を、ワイン醸造家は出版の現場を知ることにより感化を受け、世界を広げることを示唆している。 フランス北西部のロワール地方。ワイン造りに興味を持った漫画家のエティエンヌ・ダヴォドーは、ワイン生産者のリシャール・ルロワに、一年間の密着取材を依頼する。エティエンヌがワイン造りを学ぶ代わりに、リシャールには出版界を案内するという代替案を提示。それが「相互教育」の道を拓くことになる。 言うまでもなく、フランス・ワインの品質は世界最高峰を誇り、伝統の製法が今も息づいているが、一方で中小の生産者は、安価な新世界のワイン(チリ、アメリカ、オーストラリアなど)の台頭に苦戦を強いられている。大量生産するためには除草剤と農薬を大量に必要とするが、すると土地は荒れ、ワインの質は年々劣化する。それを補うためにワインに細工をする、という悪循環を生んでいる。 そんな中、リシャールが実践するのは「ビオ・ディナミ農法」という有機農法の中でも過酷なもの、言わば自然との共存を図る農法だ。化学肥料も除草剤も一切使わず、瓶詰めの際に必要な保存料もゼロにする徹底ぶり。だがその現場は、まさに自然との格闘の場だ。エティエンヌは冬の剪定に始まり、春の棚づくり、夏の除草作業、夜中の肥料まきなど、葡萄栽培の熾烈な現場に身を置きながら、次第に自然、そしてワインを敬う気持ちが芽生えてくる。 一方のリシャールは、エティエンヌから大量のBDを読むことを要請される。BDとは「バンド・デシネ(Bande dessinée)」の略称で、いわゆるフランス・ベルギーを中心とした地域の漫画のことである。日本語のニュアンスで理解される「漫画」とは異なり、フランスでは「9番目の芸術」と認識されるほど、社会性、芸術性に富んだ作品も多い。様々なBD作家たちとの出会いの機会を得ることで、リシャールもまた、抽象的な概念を具体的な絵で描く作業と、土地の様々なファクターをワインという生産物に仕上げることの共通性に気づくなどして、ワインが芸術であることの認識を深めていく。 自然派ワインの巨匠と社会派バンド・デシネ作家、異質な二人の交流と発見を描く実録マンガ。フランスでは累計27万部を売り上げ、およそ14言語で翻訳出版された話題作が待望の邦訳化。 《著者・訳者プロフィール》 著:エティエンヌ・ダヴォドー(Étienne Davodeau) フランスの漫画家。1992年『サルティエルの友達(Les Amis de Saltiel)』で漫画家デビュー。その後、小説やルポルタージュを漫画で表現する手法を取る。扱うテーマは、政治や歴史的に重要な人物、または現代の魅力溢れる人物など多種多彩である。2013年、代表作『素顔の素顔のリュリュ(Lulu femme nue)』がソルヴェイグ・アンスパック監督により映画化される。その他、代表作に『農村!(Rural! Chronique d’une collision politique)』(2001)、『モージュの人々(Les Mauvaises gens)』(2005)、「我らが幼少時代の愛しき国(Cher pays de notre enfance)』(ブノワ・コロンバ作、2015)などがある。最新刊は『土地の権利(LeDroit du sol)』(2021)。本作『ワイン知らず、マンガ知らず』(2011)は、2012年のアングレーム国際漫画祭の公式セレクションにノミネートされ、世界的な知名度を得ることとなる。 訳:大西愛子(おおにし あいこ) フランス語翻訳・通訳。父親の仕事の都合でフランス及びフランス語圏で育つ。主な訳書にステファヌ・マルシャン『高級ブランド戦争 ヴィトンとグッチの華麗なる戦い』(駿台曜曜社)、エマニュエル・ギベール、ディディエ・ルフェーヴル、フレデリック・ルメルシエ『フォトグラフ』(小学館集英社プロダクション)、エマニュエル・ルパージュ『チェルノブイリの春』(明石書店)、カトリーヌ・ムリス『わたしが「軽さ」を取り戻すまで』(花伝社)など。最新刊は長らく手掛けているフアン・ディアス・カナレス作、フアンホ・ガルニド画「ブラックサッド」シリーズ第6巻「そして、すべて堕ちる」(飛鳥新社) 監修:京藤好男(きょうとうよしお) 東京外国語大学イタリア語学科卒業。1995年 文部省派遣留学生としてイタリア国立ヴェネツィア大学文哲学部留学。東京外国語大学大学院修了。現在、慶應義塾大学、法政大学、武蔵大学、武蔵野音楽大学で講師を務めるほか、さまざまなメディアで講師活動をしつつ、ワインや食を始めとするイタリア文化の普及に努めている。訳書に『インタビュー オサマ・ビンラディン』、『リーダーは、ピーターパンの心を持って!』(共にダイヤモンド社)著書に『中級へのイタリア語文法』、『イタリア語を読む』(共に三修社)他多数。2021年3月からオンライン専用イタリア語スクール「TERRA」の代表を務める。 《書籍の詳細について》 http://thousandsofbooks.jp/project/les-ignornants/ 《この書籍について》 書名:ワイン知らず、マンガ知らず 著:エティエンヌ・ダヴォドー 訳:大西愛子 監修:京藤好男 発行年:2022年7月 仕様:並製本/B5判/296ページ ジャンル:外国文学・コミック ISBN:978-4-909125-38-5
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【書籍】トビタテ! LGBTQ+ 6人のハイスクール・ストーリー
¥1,760
【 試し読み公開中:https://hanmoto.tameshiyo.me/9784909125392 】 コミック、エッセイ、関連資料が1冊に。 若いLGBTQ+の悩み、迷い、優しさ、そして勇気がギュッとつまった胸キュン・ストーリーを通じて、彼らの悩みを、知る、学ぶ、応援する。 男性として扱われることに違和感を覚えるも、女性として生きたいわけではないと思い悩む凛。ゲイというセクシャリティを自分自身で受け止めることができず、ついつい何事にも否定的になり、周囲に嫌がらせをしてしまう輝。転校生のさやかは正義感が強いレズビアン。寡黙な優等生タイプの智史、明るくフェミニンな雰囲気のオープン・ゲイの虹太、明るく優しい性格が魅力の陽菜。 ここにいるのは、自分自身に正直であろうと、そして誰も傷つけたくないと葛藤するティーンたちばかり。 周囲への初めての告白(カミングアウト)、初めてみつけた理解者や仲間たち、彼らとの適切な距離を保つことの難しさ、そして常にある自分自身との葛藤。悩んだ末に決断した海外留学。 《著者・訳者プロフィール》 コミック「言いたいヒミツ」:野原くろ (のはらくろ) ニューヨーク、Pratt Institute中退、1995年12月雑誌『薔薇族(96年2月号)』で漫画家デビュー。その後、イラストレーターとして活躍しながら、古川書房から単行本『ミルク』全3巻を刊行、雑誌「Badi」の連載などでも作品を発表し続け、現在は単行本『下宿のお兄さん』が6巻まで刊行中、また新作『玄太はオレが好き』をWEBマガジン「newTOKYO」に連載中。韓国の6699pressが制作した『キミのセナカ』は韓国、台湾で出版後、日本でも発行され話題に。また、フランスでは電子書籍連載後に書籍化もされた。バンドcali≠gariのギタリスト桜井青と「くろとあお」でも活動中。 エッセイ/お役立ち資料:エスムラルダ 1994年よりドラァグクイーンとして各種イベントやメディア、舞台などに出演。2002年、東京都「ヘブン・アーティスト」ライセンスを取得。 脚本家・ライターとしても活動しており、舞台・ドラマの脚本や東宝ミュージカル『プリシラ』(宮本亞門演出)の翻訳を手がける。近著に『ロジカルメモ』(アスコム刊)。また2018年12月、作詞家・及川眠子、作曲家・中崎英也のプロデュースにより、ドラァグクイーン・ディーヴァ・ユニット「八方不美人」を結成し、CDデビュー。 《書籍の詳細について》 http://thousandsofbooks.jp/project/prideyouth/ 《書籍のお届けについて》 ご注文が確定してから3営業日以内に発送します。 《この書籍について》 書名: トビタテ! LGBTQ+ 6人のハイスクール・ストーリー 作:野原くろ/エスムラルダ 発行年:2022年6月 仕様:並製本/A5判/150ページ ジャンル:コミック/エッセイ/教育 ISBN:ISBN978-4-909125-39-2
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【電子書籍】トビタテ! LGBTQ+ 6人のハイスクール・ストーリー
¥1,650
【 試し読み公開中:https://hanmoto.tameshiyo.me/9784909125392 】 《電子書籍のお届けについて》 PDFファイルでの納品となります。 購入された方には電子書籍ダウンロード用のリンクをメールでお送りいたします。リンクをクリックすると画像認証のページが立ち上がりますので、画像に表示されている文字をフォームに入力し、ファイルをダウンロードしてください。 メールはご注文が確定してから3営業日以内にお送りします。 《電子書籍の読み方について》 当サイトで販売している電子書籍ファイルは、パソコンやスマートフォン、電子書籍専用端末などお好きな端末の電子書籍リーダーアプリでご覧いただけます。 くわしい電子書籍の読み方についてはこちらをご覧ください。 http://thousandsofbooks.jp/faq/#ebook コミック、エッセイ、関連資料が1冊に。 若いLGBTQ+の悩み、迷い、優しさ、そして勇気がギュッとつまった胸キュン・ストーリーを通じて、彼らの悩みを、知る、学ぶ、応援する。 男性として扱われることに違和感を覚えるも、女性として生きたいわけではないと思い悩む凛。ゲイというセクシャリティを自分自身で受け止めることができず、ついつい何事にも否定的になり、周囲に嫌がらせをしてしまう輝。転校生のさやかは正義感が強いレズビアン。寡黙な優等生タイプの智史、明るくフェミニンな雰囲気のオープン・ゲイの虹太、明るく優しい性格が魅力の陽菜。 ここにいるのは、自分自身に正直であろうと、そして誰も傷つけたくないと葛藤するティーンたちばかり。 周囲への初めての告白(カミングアウト)、初めてみつけた理解者や仲間たち、彼らとの適切な距離を保つことの難しさ、そして常にある自分自身との葛藤。悩んだ末に決断した海外留学。 《著者・訳者プロフィール》 コミック「言いたいヒミツ」:野原くろ (のはらくろ) ニューヨーク、Pratt Institute中退、1995年12月雑誌『薔薇族(96年2月号)』で漫画家デビュー。その後、イラストレーターとして活躍しながら、古川書房から単行本『ミルク』全3巻を刊行、雑誌「Badi」の連載などでも作品を発表し続け、現在は単行本『下宿のお兄さん』が6巻まで刊行中、また新作『玄太はオレが好き』をWEBマガジン「newTOKYO」に連載中。韓国の6699pressが制作した『キミのセナカ』は韓国、台湾で出版後、日本でも発行され話題に。また、フランスでは電子書籍連載後に書籍化もされた。バンドcali≠gariのギタリスト桜井青と「くろとあお」でも活動中。 エッセイ/お役立ち資料:エスムラルダ 1994年よりドラァグクイーンとして各種イベントやメディア、舞台などに出演。2002年、東京都「ヘブン・アーティスト」ライセンスを取得。 脚本家・ライターとしても活動しており、舞台・ドラマの脚本や東宝ミュージカル『プリシラ』(宮本亞門演出)の翻訳を手がける。近著に『ロジカルメモ』(アスコム刊)。また2018年12月、作詞家・及川眠子、作曲家・中崎英也のプロデュースにより、ドラァグクイーン・ディーヴァ・ユニット「八方不美人」を結成し、CDデビュー。 《書籍の詳細について》 http://thousandsofbooks.jp/project/prideyouth/ 《書籍のお届けについて》 ご注文が確定してから3営業日以内に電子書籍ダウンロード用のリンクをメールでお送りいたします。 《この書籍について》 書名: トビタテ! LGBTQ+ 6人のハイスクール・ストーリー 作:野原くろ/エスムラルダ 発行年:2022年6月 仕様:150ページ ジャンル:コミック/エッセイ/教育 ISBN:ISBN978-4-909125-39-2
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【書籍】ぼくらのサブウェイ・ベイビー
¥1,980
【 試し読み公開中:https://hanmoto.tameshiyo.me/9784909125361】 ニューヨークの地下鉄でおきた奇跡の実話 たくさんの偶然を積み重ねて 僕たちのもとに赤ちゃんがやってきた! これは、ニューヨーク市の地下鉄で自分の家族を見つけたある赤ちゃんのおはなし。 8月のよるのこと。 その赤ちゃんとの出会いは、ダニーと、パートナーのピートの人生を大きく変えました。 まるで奇跡のような 本当の出来事です。 《著者・訳者プロフィール》 作:ピーター・マーキュリオ(Peter Mercurio) 非営利劇団「Other Side Productions(アザー・サイド・プロダクションズ)」の創設者で芸術監督。《ニューヨーク・タイムズ》や《マリー・クレア・オーストラリア》《リーダーズ・ダイジェスト》にも寄稿。ニューヨーク市で夫ダニーと暮らす。2人の息子ケヴィンは現在大学在学中。 petermercurio.com 絵:レオ・エスピノーサ(Leo Espinosa) コロンビア・ボゴタ出身のイラストレーター、デザイナー。受賞歴もあり、児童向けの絵本ではJunot Díaz(ジュノ・ディアズ)の『Islandborn』(島生まれ)など。作品は《ニューヨーカー》《エスクワイア》《ニューヨーク・タイムズ》《アトランティック》などで掲載。家族とともに米ユタ州ソルトレークシティ在住。 studioespinosa.com 北丸雄二(きたまるゆうじ) ジャーナリスト、作家。中日新聞(東京新聞)NY支局長から1996年にし、在NYのまま日本向けに国際政治・社会・文化などの情報を発信。2018年に東京に拠点を移しラジオやネット番組でニュース解説などを行う。訳書に『LGBTヒストリーブック 絶対に諦めなかった人々の100年の闘い』(サウザンブックス社)などの他、ブロードウェイ演劇台本も多数訳出、近著には『愛と差別と友情とLGBTQ+ 言葉で闘うアメリカの記録と内在する私たちの正体』(人々舎)がある。 《書籍の詳細について》 http://thousandsofbooks.jp/project/oursubwaybaby/ 《書籍のお届けについて》 ご注文が確定してから3営業日以内に発送します。 《この書籍について》 書名: ぼくらのサブウェイ・ベイビー 作:ピーター・マキューリオ 絵:レオ・エスピノーサ 訳:北丸雄二 発行年:2022年4月 仕様:上製本/A4変形判/36ページ ジャンル:ノンフィクション・絵本 ISBN:978-4-909125-36-1
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【電子書籍】ぼくらのサブウェイ・ベイビー
¥1,650
【 試し読み公開中:https://hanmoto.tameshiyo.me/9784909125361】 ニューヨークの地下鉄でおきた奇跡の実話 《電子書籍のお届けについて》 PDFファイルでの納品となります。 購入された方には電子書籍ダウンロード用のリンクをメールでお送りいたします。リンクをクリックすると画像認証のページが立ち上がりますので、画像に表示されている文字をフォームに入力し、ファイルをダウンロードしてください。 メールはご注文が確定してから3営業日以内にお送りします。 《電子書籍の読み方について》 当サイトで販売している電子書籍ファイルは、パソコンやスマートフォン、電子書籍専用端末などお好きな端末の電子書籍リーダーアプリでご覧いただけます。 くわしい電子書籍の読み方についてはこちらをご覧ください。 http://thousandsofbooks.jp/faq/#ebook たくさんの偶然を積み重ねて 僕たちのもとに赤ちゃんがやってきた! これは、ニューヨーク市の地下鉄で自分の家族を見つけたある赤ちゃんのおはなし。 8月のよるのこと。 その赤ちゃんとの出会いは、ダニーと、パートナーのピートの人生を大きく変えました。 まるで奇跡のような 本当の出来事です。 《著者・訳者プロフィール》 作:ピーター・マーキュリオ(Peter Mercurio) 非営利劇団「Other Side Productions(アザー・サイド・プロダクションズ)」の創設者で芸術監督。《ニューヨーク・タイムズ》や《マリー・クレア・オーストラリア》《リーダーズ・ダイジェスト》にも寄稿。ニューヨーク市で夫ダニーと暮らす。2人の息子ケヴィンは現在大学在学中。 petermercurio.com 絵:レオ・エスピノーサ(Leo Espinosa) コロンビア・ボゴタ出身のイラストレーター、デザイナー。受賞歴もあり、児童向けの絵本ではJunot Díaz(ジュノ・ディアズ)の『Islandborn』(島生まれ)など。作品は《ニューヨーカー》《エスクワイア》《ニューヨーク・タイムズ》《アトランティック》などで掲載。家族とともに米ユタ州ソルトレークシティ在住。 studioespinosa.com 北丸雄二(きたまるゆうじ) ジャーナリスト、作家。中日新聞(東京新聞)NY支局長から1996年にし、在NYのまま日本向けに国際政治・社会・文化などの情報を発信。2018年に東京に拠点を移しラジオやネット番組でニュース解説などを行う。訳書に『LGBTヒストリーブック 絶対に諦めなかった人々の100年の闘い』(サウザンブックス社)などの他、ブロードウェイ演劇台本も多数訳出、近著には『愛と差別と友情とLGBTQ+ 言葉で闘うアメリカの記録と内在する私たちの正体』(人々舎)がある。 《書籍の詳細について》 http://thousandsofbooks.jp/project/oursubwaybaby/ 《書籍のお届けについて》 メールはご注文が確定してから3営業日以内にお送りします。 《この書籍について》 書名: ぼくらのサブウェイ・ベイビー 作:ピーター・マキューリオ 絵:レオ・エスピノーサ 訳:北丸雄二 発行年:2022年4月 仕様:A4変形判/36ページ ジャンル:ノンフィクション・絵本 ISBN:978-4-909125-36-1
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【書籍】テイキング・ターンズ HIV/エイズケア371病棟の物語
¥3,410
【 試し読み公開中:https://hanmoto9.tameshiyo.me/9784909125330 】 それでさ、ずっと君に聞きたかったことがあるんだ 僕たちはどんなふうに死ぬのかな? これまで君はたくさんの死に立ち会ってきたんだよね? 最期の時、僕は一体どうなってしまうんだろう? エイズが死に至る病だった1990年代前半 HIV/エイズケア病棟で働く医療従事者、患者の物語 本書は著者自身による1994年から2000年までのHIV/エイズケア病棟での看護師勤務経験に基づく回想録(グラフィック・メモワール)であり、さまざまな関係者の証言を織り交ぜて製作された「グラフィック・ドキュメンタリー」としての側面も併せ持つ意欲作です。HIV/エイズに特化した緩和ケア病棟として創設された371病棟では、死と隣り合わせの患者と接する日常がくりひろげられています。エイズに対する恐怖がパニックを引き起こしていた1990年代当時の貴重な証言の記録にもなっています。担当患者が数か月から数年で亡くなってしまう中での看取りを、新米看護師がどのように感じ、どのように向き合っていたのかも読みどころになるでしょう。タイトルである「テイキング・ターンズ(Taking Turns)」には「代わりばんこに」という意味が込められていますが、医療従事者も含めて誰しもが患者の立場になりうることを表しています。著者が推進する「グラフィック・メディスン」は医療をめぐる包括的な概念でありコミュニケーション・ツールとして医療現場にマンガを導入する試みでもあります。マンガを媒介に医療や健康について物語る「順番(ターン)」は読者である私たちにも開かれているのでしょう。 《著者・訳者プロフィール》 著:MK・サーウィック(MaryKay Czerwiec) ロヨラ大学(イリノイ州)英文科卒業後、ラッシュ大学にて看護師の学士号取得。ノースウェスタン大学大学院医学人文学・生命倫理学研究科にて看護学修士号を取得。1994年から2000年までHIV/エイズケア病棟看護師として勤務。2000年からは自身のウェブサイトを中心に「コミックナース」の名前で作品を発表。2007年からはイアン・ウィリアムズと共にグラフィック・メディスンの活動を展開。 グラフィック・メディスンの概念を提唱した共著『グラフィック・メディスン・マニフェスト――マンガで医療が変わる』(北大路書房、2019)は、この分野の基礎文献となる。その他として、女性アーティストによる新しい表現の可能性を探る「Laydeezdo Comicsプロジェクト」に参加(ロンドンを拠点とする当プロジェクトの米国シカゴ支部のコーディネーターを担当)。 本書『テイキング・ターンズ HIV/エイズケア371病棟の物語』(2017)は長編グラフィック・ノベルの第一作。ほか、編著『メノポーズ――マンガで描く更年期』(2020)にて、第33回アイズナー賞(最優秀アンソロジー部門)受賞。 訳:中垣 恒太郎(なかがき こうたろう) 1973年広島県生。専修大学文学部英語英米文学科教授(アメリカ文学・比較メディア文化研究)。日本グラフィック・メディスン協会代表。 主な著書として、『日本の医療マンガ50年史――マンガの力で日本の医療をわかりやすくする』(責任編集、さいかす、2021)、『マーク・トウェインと近代国家アメリカ』(音羽書房鶴見書店、2012)、『アメリカン・ロードの物語学』(共編著、金星堂、2015)、『ハーレム・ルネサンス――<ニュー・ニグロ>の文化社会批評』(共編著、明石書店、2021)。 訳:濱田 真紀(はまだ まき) 1973年長崎県生。早稲田大学第一文学部文芸専修卒業。 監修:島田 恵(しまだ めぐみ) 東京都立大学 大学院人間健康科学研究科 看護科学域 准教授。 解説:生島 嗣(いくしま ゆずる) NPO法人ぷれいす東京代表。相談員としてHIV陽性者、パートナー、家族のサポートに携わっている。元クローゼットのゲイ男性。キース・ヘリング、マドンナと同じ年齢63歳。 《書籍の詳細について》 http://thousandsofbooks.jp/project/takingturns/ 《書籍のお届けについて》 ご注文が確定してから3営業日以内に発送します。 《この書籍について》 書名:テイキング・ターンズ HIV/エイズケア371病棟の物語 著:MK・サーウィック 訳:中垣恒太郎、濱田真紀 発行年:2022年1月 仕様:並製本/A5判/224ページ ジャンル:外国文学・コミック ISBN:978-4-909125-33-0
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【電子書籍】テイキング・ターンズ HIV/エイズケア371病棟の物語
¥2,750
【 試し読み公開中:https://hanmoto9.tameshiyo.me/9784909125330 】 《電子書籍のお届けについて》 PDFファイルでの納品となります。 購入された方には電子書籍ダウンロード用のリンクをメールでお送りいたします。リンクをクリックすると画像認証のページが立ち上がりますので、画像に表示されている文字をフォームに入力し、ファイルをダウンロードしてください。 メールはご注文が確定してから3営業日以内にお送りします。 《電子書籍の読み方について》 当サイトで販売している電子書籍ファイルは、パソコンやスマートフォン、電子書籍専用端末などお好きな端末の電子書籍リーダーアプリでご覧いただけます。 くわしい電子書籍の読み方についてはこちらをご覧ください。 http://thousandsofbooks.jp/faq/#ebook それでさ、ずっと君に聞きたかったことがあるんだ 僕たちはどんなふうに死ぬのかな? これまで君はたくさんの死に立ち会ってきたんだよね? 最期の時、僕は一体どうなってしまうんだろう? エイズが死に至る病だった1990年代前半 HIV/エイズケア病棟で働く医療従事者、患者の物語 本書は著者自身による1994年から2000年までのHIV/エイズケア病棟での看護師勤務経験に基づく回想録(グラフィック・メモワール)であり、さまざまな関係者の証言を織り交ぜて製作された「グラフィック・ドキュメンタリー」としての側面も併せ持つ意欲作です。HIV/エイズに特化した緩和ケア病棟として創設された371病棟では、死と隣り合わせの患者と接する日常がくりひろげられています。エイズに対する恐怖がパニックを引き起こしていた1990年代当時の貴重な証言の記録にもなっています。担当患者が数か月から数年で亡くなってしまう中での看取りを、新米看護師がどのように感じ、どのように向き合っていたのかも読みどころになるでしょう。 タイトルである「テイキング・ターンズ(Taking Turns)」には「代わりばんこに」という意味が込められていますが、医療従事者も含めて誰しもが患者の立場になりうることを表しています。著者が推進する「グラフィック・メディスン」は医療をめぐる包括的な概念でありコミュニケーション・ツールとして医療現場にマンガを導入する試みでもあります。マンガを媒介に医療や健康について物語る「順番(ターン)」は読者である私たちにも開かれているのでしょう。 《著者・訳者プロフィール》 著:MK・サーウィック(MaryKay Czerwiec) ロヨラ大学(イリノイ州)英文科卒業後、ラッシュ大学にて看護師の学士号取得。ノースウェスタン大学大学院医学人文学・生命倫理学研究科にて看護学修士号を取得。1994年から2000年までHIV/エイズケア病棟看護師として勤務。2000年からは自身のウェブサイトを中心に「コミックナース」の名前で作品を発表。2007年からはイアン・ウィリアムズと共にグラフィック・メディスンの活動を展開。 グラフィック・メディスンの概念を提唱した共著『グラフィック・メディスン・マニフェスト――マンガで医療が変わる』(北大路書房、2019)は、この分野の基礎文献となる。その他として、女性アーティストによる新しい表現の可能性を探る「Laydeezdo Comicsプロジェクト」に参加(ロンドンを拠点とする当プロジェクトの米国シカゴ支部のコーディネーターを担当)。 本書『テイキング・ターンズ HIV/エイズケア371病棟の物語』(2017)は長編グラフィック・ノベルの第一作。ほか、編著『メノポーズ――マンガで描く更年期』(2020)にて、第33回アイズナー賞(最優秀アンソロジー部門)受賞。 訳:中垣 恒太郎(なかがき こうたろう) 1973年広島県生。専修大学文学部英語英米文学科教授(アメリカ文学・比較メディア文化研究)。日本グラフィック・メディスン協会代表。 主な著書として、『日本の医療マンガ50年史――マンガの力で日本の医療をわかりやすくする』(責任編集、さいかす、2021)、『マーク・トウェインと近代国家アメリカ』(音羽書房鶴見書店、2012)、『アメリカン・ロードの物語学』(共編著、金星堂、2015)、『ハーレム・ルネサンス――<ニュー・ニグロ>の文化社会批評』(共編著、明石書店、2021)。 訳:濱田 真紀(はまだ まき) 1973年長崎県生。早稲田大学第一文学部文芸専修卒業。 監修:島田 恵(しまだ めぐみ) 東京都立大学 大学院人間健康科学研究科 看護科学域 准教授。 解説:生島 嗣(いくしま ゆずる) NPO法人ぷれいす東京代表。相談員としてHIV陽性者、パートナー、家族のサポートに携わっている。元クローゼットのゲイ男性。キース・ヘリング、マドンナと同じ年齢63歳。 《書籍の詳細について》 http://thousandsofbooks.jp/project/takingturns/ 《書籍のお届けについて》 ご注文が確定してから3営業日以内に発送します。 《この書籍について》 書名:テイキング・ターンズ HIV/エイズケア371病棟の物語 著:MK・サーウィック 訳:中垣恒太郎、濱田真紀 発行年:2022年1月 仕様:並製本/A5判/224ページ ジャンル:外国文学・コミック ISBN:978-4-909125-33-0
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【書籍】もふもふライリーとちいさなエリザベス
¥2,090
【 試し読み公開中:https://hanmoto9.tameshiyo.me/9784909125323 】 人々のこころに灯りをともす エリザベスとライリーの物語 あるところに、 歩けない、話せない女の子がいました。 女の子は自分で動くこともできませんでした。 でも、ほほえむことができました。 女の子の名前は、エリザベスといいました。 ある日のこと、エリザベスのもとに もふもふ犬のライリーがやってきました……。 これは、 エリザベスとライリーのおはなしです。 母子感染症による障害をもったエリザベスと もふもふの大きな犬ライリーの物語が絵本になって再登場 《著者・訳者プロフィール》 文:ナカイサヤカ(Sayaka Nakai) 翻訳家。1959年生まれ。中学高校時代をニューヨーク市で過ごす。慶應大学大学院文学研究科修了、文学修士( 考古学)。ASIOS運営委員。サイエンスカフェスタイルの勉強集会「えるかふぇ」および講演会、「ふくしまの話を聞こう」のふくしま応援勉強会主催。訳書に『エリザベスと奇跡の犬ライリー』、『超常現象を科学にした男』『反ワクチン運動の真実』、絵本に『探し絵ツアー』シリーズ、『世界恐怖図鑑』など。 「がんばって生きたエリザベスとライリーを、みなさんの心の中に住まわせてほしいと思い、リサが書いたお話をベースにこのお話を書きました」 文:うよ 高山(Uyo Takayama) イラストレーター、絵本作家。東京生まれ。ファッションデザイナー、グラフィックデザイナーを経てイラストレーターへ。2013 年度朝日広告賞 準部門賞受賞。2017年より絵本制作開始。2021年ブライトネス・イラストレーション・コンペティションにてベスト・オブ・ベスト受賞。NAMIコンクール2021 にて『Me chan ミーちゃん』最終選考。 「この絵本を描いている間、ライリーがちょこんとそばにいてくれたような気がしています。これからも楽しくて少し未来があるような、でもその奥に見た方の昔の記憶を想起してもらえるような、長く親しんでいただけるものを作っていきたいと思っています」 《書籍の詳細について》 http://thousandsofbooks.jp/project/elizabeth/ 《書籍のお届けについて》 ご注文が確定してから3営業日以内に発送します。 《この書籍について》 書名:もふもふライリーとちいさなエリザベス 文:ナカイサヤカ 絵:うよ高山 原作:リサ・ソーンダース 発行年:2021年11月 仕様:上製本/A4変形版/32ページ ジャンル:絵本 ISBN:978-4-909125-32-3
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【電子書籍】もふもふライリーとちいさなエリザベス
¥1,980
【 試し読み公開中:https://hanmoto9.tameshiyo.me/9784909125323 】 《電子書籍のお届けについて》 PDFファイルでの納品となります。 購入された方には電子書籍ダウンロード用のリンクをメールでお送りいたします。リンクをクリックすると画像認証のページが立ち上がりますので、画像に表示されている文字をフォームに入力し、ファイルをダウンロードしてください。 メールはご注文が確定してから3営業日以内にお送りします。 《電子書籍の読み方について》 当サイトで販売している電子書籍ファイルは、パソコンやスマートフォン、電子書籍専用端末などお好きな端末の電子書籍リーダーアプリでご覧いただけます。 くわしい電子書籍の読み方についてはこちらをご覧ください。 http://thousandsofbooks.jp/faq/#ebook 人々のこころに灯りをともす エリザベスとライリーの物語 あるところに、 歩けない、話せない女の子がいました。 女の子は自分で動くこともできませんでした。 でも、ほほえむことができました。 女の子の名前は、エリザベスといいました。 ある日のこと、エリザベスのもとに もふもふ犬のライリーがやってきました……。 これは、 エリザベスとライリーのおはなしです。 母子感染症による障害をもったエリザベスと もふもふの大きな犬ライリーの物語が絵本になって再登場 《著者・訳者プロフィール》 文:ナカイサヤカ(Sayaka Nakai) 翻訳家。1959年生まれ。中学高校時代をニューヨーク市で過ごす。慶應大学大学院文学研究科修了、文学修士( 考古学)。ASIOS運営委員。サイエンスカフェスタイルの勉強集会「えるかふぇ」および講演会、「ふくしまの話を聞こう」のふくしま応援勉強会主催。訳書に『エリザベスと奇跡の犬ライリー』、『超常現象を科学にした男』『反ワクチン運動の真実』、絵本に『探し絵ツアー』シリーズ、『世界恐怖図鑑』など。 「がんばって生きたエリザベスとライリーを、みなさんの心の中に住まわせてほしいと思い、リサが書いたお話をベースにこのお話を書きました」 文:うよ 高山(Uyo Takayama) イラストレーター、絵本作家。東京生まれ。ファッションデザイナー、グラフィックデザイナーを経てイラストレーターへ。2013 年度朝日広告賞 準部門賞受賞。2017年より絵本制作開始。2021年ブライトネス・イラストレーション・コンペティションにてベスト・オブ・ベスト受賞。NAMIコンクール2021 にて『Me chan ミーちゃん』最終選考。 「この絵本を描いている間、ライリーがちょこんとそばにいてくれたような気がしています。これからも楽しくて少し未来があるような、でもその奥に見た方の昔の記憶を想起してもらえるような、長く親しんでいただけるものを作っていきたいと思っています」 《書籍の詳細について》 http://thousandsofbooks.jp/project/elizabeth/ 《書籍のお届けについて》 ご注文が確定してから3営業日以内に発送します。 《この書籍について》 書名:もふもふライリーとちいさなエリザベス 文:ナカイサヤカ 絵:うよ高山 原作:リサ・ソーンダース 発行年:2021年11月 仕様:上製本/A4変形版/32ページ ジャンル:絵本 ISBN:978-4-909125-32-3
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【書籍+DVD】筆録 日常対話 私と同性を愛する母と
¥4,950
【当サイト限定】書籍『筆録 日常対話 私と同性を愛する母と』+DVD『母と私』セット 【 試し読み公開中:https://hanmoto.tameshiyo.me/9784909125309 】 記憶にある限り 母にはいつも”彼女”がいた 「女」であること、「自分」を生きること これは私の母の物語。 古いしきたりの残る農村に生まれた母は、伝統的なものから外れた女性だった。 母が女の人を好きだということに気がついたのは、私が7歳の頃。 そして今「おばあちゃんは男なの?女なの?」という七歳になった姪っこの問いに説明できない自分がいた。 映画『日常對話』の監督が、母親を中心とする家族の物語を文字で編んだ、 もうひとつのセルフ・ドキュメンタリー。 小学校すら卒業できなかった不遇の子供時代。 そして、著者が誰にも明かせなかった、父親から受けていたある虐待の記憶は、いつしかかたちを変え、著者と母親の間の埋められない深い溝となる。 そんな母親と向き合い、関係を修復するために作られた入魂の作品。 台湾発・ドキュメンタリー映画製作を通して レズビアンの母親に娘が向き合う 2017年2月、台湾のドキュメンタリー映画『日常対話』がベルリン国際映画祭のパノラマ部門で上映され、LGBTやクィアを主題とする優れた映画に送られる独立賞のひとつ、「テディ賞」の最優秀ドキュメンタリー映画賞を受賞し話題になった。映画『日常対話』は、不遇の子供時代を余儀なくされた本作の監督である娘が、成長の過程で同性愛者である母親との間に生じた深い心の溝を埋めるために、母親と向き合い、関係修復を試みる作品である。 本書はドキュメンタリー映画『日常対話』の製作中に、監督が自分の考えを整理するために綴った文章をもとに、母親を中心とする家族の物語を文字で編んだ、もうひとつのセルフ・ドキュメンタリーだ。 現在、映画監督として活動する著者のホアン・フイチェン(黄恵偵)は、1970年代台湾生まれ。生活のために6歳から母親の仕事を手伝い始める。著者10歳のある日、母親は著者とその妹を連れ、着の身着のままで家を飛び出す。金をせびり、酒に溺れ、家族に容赦なく暴力を振るう父親から、自分と二人の娘の命を守るための決断だった。やむを得ない公的手続きの不備により、著者らは小学校を卒業することができなかった。 ところで昨年アジアで初めて同性婚の合法化を実現させた台湾だが、著者が子供の頃は、同性愛者は異端視されていたし、医学的にも同性愛は精神疾患のひとつと考えられていた。だがそんな保守的な社会だったにもかかわらず、著者の母親は自分が「女好き」であることを世間に隠すことなく過ごしていた。著者もそれが当たり前のことだと思っていた。 思春期にさしかかったころ、著者は自分の母親が世間一般の「おかあさん」とは違うことに気づき始める。さらに著者が誰にも明かせないでいた、かつて父親から受けたある虐待の記憶は、著者のなかで自分への嫌悪と母親への不信感、そして自分はいつか母親に見捨てられてしまうのではないかという恐怖心へと変わり、著者と母親の間の埋められない深い溝となる。 その後、大人になり、自分も母親になった著者の心は、自然とわが子に対する深い慈しみに満たされる。母は女性が好きなのに、どうして結婚して私達を産んだのだろう? 私を産んだ時、母もこんな気持ちになったのだろうか? 著者はその答えを求めて、そして姪たちの「おばあちゃんは男なの? 女なの?」という問いかけに答えるために、20歳のころから撮り溜めてきた母や家族の映像を、ひとつのドキュメンタリー映画に仕上げることを決意する。 本書では、映画にほとんど描かれていない父親を含む、著者と母を取り巻く人物ごとにスポットを当てて、著者の記憶と体験が、活き活きとした文章で赤裸々に綴られる。この本を書くきっかけについて、ホアン監督にたずねてみた。 「文章と映画製作は切っても切り離せない関係にはありますが、二つはまったく異なるメディアです。本を書きませんか? と出版社からオファーをいただいたとき、1本の映画に盛り込める情報は限られているので、映画で伝えきれなかった内容を文章にして補足するというのもいいアイデアだと思いました。また、映画は母に宛てて書いたラブレターのようなものだったので、父親についての描写はごくわずかです。自分と父親の関係を言葉で整理する機会があれば、それは私自身だけでなく映画をご覧くださった皆さんにとっても参考になると思いますし、よりフェアな内容になると考えました。 そのような理由で、私はこの本を書くことにしました。映画を既にご覧になった皆さんにとっては、この本をお読みいただくことで、より深く私の家族の物語を理解していただけると思いますし、まだ映画をご覧になられていない皆さんは、私の体験したことを、文章によって体験していただけると思います。」 《著者・訳者プロフィール》 著:黄惠偵(ホアン・フイチェン) 6歳から母親と一緒に葬式陣頭のパフォーマーになり、10歳で小学校を中途退学。20歳の時に社会活動に従事しながらドキュメンタリー映画製作を学び始める。台北市ドキュメンタリー映画製作者組合の秘書室長を経て、現在は独立映像制作者であると同時に、中年に足を踏み入れた地方在住の一児の母。語るべきテーマがある時は映画を撮り続ける(さもなくば場所を探して野菜の育て方を学んでいるかもしれない)。これまでに『八東病房』(2006)、『鳥将要回家』(2009)、『母と私』(2015)等の短編ドキュメンタリーを発表。完成までに18年を費やした長編ドキュメンタリー映画『日常対話』(2016)は、2016年の金馬奨最優秀ドキュメンタリー賞にノミネートされ、2017年にはベルリン国際映画祭テディ賞、台北映画祭最優秀ドキュメンタリー賞を獲得するなど、台湾内外のさまざまな映画祭で大きな反響と共感を呼ぶ。 訳:小島あつ子(こじまあつこ) 隣国台湾への興味と台湾映画好きが高じて、2015年に日本未公開・権利切れ映画の自主上映を行う台湾映画同好会を立ち上げる。共訳本に『書店本事 台湾書店主43のストーリー』(サウザンブックス社)。映画『日常対話』配給。 台湾映画同好会https://www.facebook.com/taiwan.cinema.club/ 《書籍の詳細について》 http://thousandsofbooks.jp/project/tmama/ 《書籍のお届けについて》 ご注文が確定してから3営業日以内に発送します。 《この書籍について》 書名:筆録 日常対話 私と同性を愛する母と 著:黄惠偵 訳:小島あつ子 発行年:2021年7月 仕様:四六判/224ページ ジャンル:ノンフィクション ISBN:978-4-909125-30-9 《このDVDについて》 題名:母と私 監督:黄惠偵 2015年国際共同制作 NHK/3H Productions(台湾) 54分/台湾語・中国語 日本語字幕
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【書籍】筆録 日常対話 私と同性を愛する母と
¥2,750
【 試し読み公開中:https://hanmoto.tameshiyo.me/9784909125309 】 記憶にある限り 母にはいつも”彼女”がいた 「女」であること、「自分」を生きること これは私の母の物語。 古いしきたりの残る農村に生まれた母は、伝統的なものから外れた女性だった。 母が女の人を好きだということに気がついたのは、私が7歳の頃。 そして今「おばあちゃんは男なの?女なの?」という七歳になった姪っこの問いに説明できない自分がいた。 映画『日常對話』の監督が、母親を中心とする家族の物語を文字で編んだ、 もうひとつのセルフ・ドキュメンタリー。 小学校すら卒業できなかった不遇の子供時代。 そして、著者が誰にも明かせなかった、父親から受けていたある虐待の記憶は、いつしかかたちを変え、著者と母親の間の埋められない深い溝となる。 そんな母親と向き合い、関係を修復するために作られた入魂の作品。 台湾発・ドキュメンタリー映画製作を通して レズビアンの母親に娘が向き合う 2017年2月、台湾のドキュメンタリー映画『日常対話』がベルリン国際映画祭のパノラマ部門で上映され、LGBTやクィアを主題とする優れた映画に送られる独立賞のひとつ、「テディ賞」の最優秀ドキュメンタリー映画賞を受賞し話題になった。映画『日常対話』は、不遇の子供時代を余儀なくされた本作の監督である娘が、成長の過程で同性愛者である母親との間に生じた深い心の溝を埋めるために、母親と向き合い、関係修復を試みる作品である。 本書はドキュメンタリー映画『日常対話』の製作中に、監督が自分の考えを整理するために綴った文章をもとに、母親を中心とする家族の物語を文字で編んだ、もうひとつのセルフ・ドキュメンタリーだ。 現在、映画監督として活動する著者のホアン・フイチェン(黄恵偵)は、1970年代台湾生まれ。生活のために6歳から母親の仕事を手伝い始める。著者10歳のある日、母親は著者とその妹を連れ、着の身着のままで家を飛び出す。金をせびり、酒に溺れ、家族に容赦なく暴力を振るう父親から、自分と二人の娘の命を守るための決断だった。やむを得ない公的手続きの不備により、著者らは小学校を卒業することができなかった。 ところで昨年アジアで初めて同性婚の合法化を実現させた台湾だが、著者が子供の頃は、同性愛者は異端視されていたし、医学的にも同性愛は精神疾患のひとつと考えられていた。だがそんな保守的な社会だったにもかかわらず、著者の母親は自分が「女好き」であることを世間に隠すことなく過ごしていた。著者もそれが当たり前のことだと思っていた。 思春期にさしかかったころ、著者は自分の母親が世間一般の「おかあさん」とは違うことに気づき始める。さらに著者が誰にも明かせないでいた、かつて父親から受けたある虐待の記憶は、著者のなかで自分への嫌悪と母親への不信感、そして自分はいつか母親に見捨てられてしまうのではないかという恐怖心へと変わり、著者と母親の間の埋められない深い溝となる。 その後、大人になり、自分も母親になった著者の心は、自然とわが子に対する深い慈しみに満たされる。母は女性が好きなのに、どうして結婚して私達を産んだのだろう? 私を産んだ時、母もこんな気持ちになったのだろうか? 著者はその答えを求めて、そして姪たちの「おばあちゃんは男なの? 女なの?」という問いかけに答えるために、20歳のころから撮り溜めてきた母や家族の映像を、ひとつのドキュメンタリー映画に仕上げることを決意する。 本書では、映画にほとんど描かれていない父親を含む、著者と母を取り巻く人物ごとにスポットを当てて、著者の記憶と体験が、活き活きとした文章で赤裸々に綴られる。この本を書くきっかけについて、ホアン監督にたずねてみた。 「文章と映画製作は切っても切り離せない関係にはありますが、二つはまったく異なるメディアです。本を書きませんか? と出版社からオファーをいただいたとき、1本の映画に盛り込める情報は限られているので、映画で伝えきれなかった内容を文章にして補足するというのもいいアイデアだと思いました。また、映画は母に宛てて書いたラブレターのようなものだったので、父親についての描写はごくわずかです。自分と父親の関係を言葉で整理する機会があれば、それは私自身だけでなく映画をご覧くださった皆さんにとっても参考になると思いますし、よりフェアな内容になると考えました。 そのような理由で、私はこの本を書くことにしました。映画を既にご覧になった皆さんにとっては、この本をお読みいただくことで、より深く私の家族の物語を理解していただけると思いますし、まだ映画をご覧になられていない皆さんは、私の体験したことを、文章によって体験していただけると思います。」 《著者・訳者プロフィール》 著:黄惠偵(ホアン・フイチェン) 6歳から母親と一緒に葬式陣頭のパフォーマーになり、10歳で小学校を中途退学。20歳の時に社会活動に従事しながらドキュメンタリー映画製作を学び始める。台北市ドキュメンタリー映画製作者組合の秘書室長を経て、現在は独立映像制作者であると同時に、中年に足を踏み入れた地方在住の一児の母。語るべきテーマがある時は映画を撮り続ける(さもなくば場所を探して野菜の育て方を学んでいるかもしれない)。これまでに『八東病房』(2006)、『鳥将要回家』(2009)、『母と私』(2015)等の短編ドキュメンタリーを発表。完成までに18年を費やした長編ドキュメンタリー映画『日常対話』(2016)は、2016年の金馬奨最優秀ドキュメンタリー賞にノミネートされ、2017年にはベルリン国際映画祭テディ賞、台北映画祭最優秀ドキュメンタリー賞を獲得するなど、台湾内外のさまざまな映画祭で大きな反響と共感を呼ぶ。 訳:小島あつ子(こじまあつこ) 隣国台湾への興味と台湾映画好きが高じて、2015年に日本未公開・権利切れ映画の自主上映を行う台湾映画同好会を立ち上げる。共訳本に『書店本事 台湾書店主43のストーリー』(サウザンブックス社)。映画『日常対話』配給。 台湾映画同好会https://www.facebook.com/taiwan.cinema.club/ 《書籍の詳細について》 http://thousandsofbooks.jp/project/tmama/ 《書籍のお届けについて》 ご注文が確定してから3営業日以内に発送します。 《この書籍について》 書名:筆録 日常対話 私と同性を愛する母と 著:黄惠偵 訳:小島あつ子 発行年:2021年7月 仕様:四六判/224ページ ジャンル:ノンフィクション ISBN:978-4-909125-30-9
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【電子書籍】筆録 日常対話 私と同性を愛する母と
¥2,200
【 試し読み公開中:https://hanmoto.tameshiyo.me/9784909125309 】 《電子書籍のお届けについて》 EPUB、PDFファイルでの納品となります。 購入された方には電子書籍ダウンロード用のリンクをメールでお送りいたします。リンクをクリックすると画像認証のページが立ち上がりますので、画像に表示されている文字をフォームに入力し、ファイルをダウンロードしてください。 メールはご注文が確定してから3営業日以内にお送りします。 《電子書籍の読み方について》 当サイトで販売している電子書籍ファイルは、パソコンやスマートフォン、電子書籍専用端末などお好きな端末の電子書籍リーダーアプリでご覧いただけます。 くわしい電子書籍の読み方についてはこちらをご覧ください。 http://thousandsofbooks.jp/faq/#ebook 記憶にある限り 母にはいつも”彼女”がいた 「女」であること、「自分」を生きること これは私の母の物語。 古いしきたりの残る農村に生まれた母は、伝統的なものから外れた女性だった。 母が女の人を好きだということに気がついたのは、私が7歳の頃。 そして今「おばあちゃんは男なの?女なの?」という七歳になった姪っこの問いに説明できない自分がいた。 映画『日常對話』の監督が、母親を中心とする家族の物語を文字で編んだ、 もうひとつのセルフ・ドキュメンタリー。 小学校すら卒業できなかった不遇の子供時代。 そして、著者が誰にも明かせなかった、父親から受けていたある虐待の記憶は、いつしかかたちを変え、著者と母親の間の埋められない深い溝となる。 そんな母親と向き合い、関係を修復するために作られた入魂の作品。 台湾発・ドキュメンタリー映画製作を通して レズビアンの母親に娘が向き合う 2017年2月、台湾のドキュメンタリー映画『日常対話』がベルリン国際映画祭のパノラマ部門で上映され、LGBTやクィアを主題とする優れた映画に送られる独立賞のひとつ、「テディ賞」の最優秀ドキュメンタリー映画賞を受賞し話題になった。映画『日常対話』は、不遇の子供時代を余儀なくされた本作の監督である娘が、成長の過程で同性愛者である母親との間に生じた深い心の溝を埋めるために、母親と向き合い、関係修復を試みる作品である。 本書はドキュメンタリー映画『日常対話』の製作中に、監督が自分の考えを整理するために綴った文章をもとに、母親を中心とする家族の物語を文字で編んだ、もうひとつのセルフ・ドキュメンタリーだ。 現在、映画監督として活動する著者のホアン・フイチェン(黄恵偵)は、1970年代台湾生まれ。生活のために6歳から母親の仕事を手伝い始める。著者10歳のある日、母親は著者とその妹を連れ、着の身着のままで家を飛び出す。金をせびり、酒に溺れ、家族に容赦なく暴力を振るう父親から、自分と二人の娘の命を守るための決断だった。やむを得ない公的手続きの不備により、著者らは小学校を卒業することができなかった。 ところで昨年アジアで初めて同性婚の合法化を実現させた台湾だが、著者が子供の頃は、同性愛者は異端視されていたし、医学的にも同性愛は精神疾患のひとつと考えられていた。だがそんな保守的な社会だったにもかかわらず、著者の母親は自分が「女好き」であることを世間に隠すことなく過ごしていた。著者もそれが当たり前のことだと思っていた。 思春期にさしかかったころ、著者は自分の母親が世間一般の「おかあさん」とは違うことに気づき始める。さらに著者が誰にも明かせないでいた、かつて父親から受けたある虐待の記憶は、著者のなかで自分への嫌悪と母親への不信感、そして自分はいつか母親に見捨てられてしまうのではないかという恐怖心へと変わり、著者と母親の間の埋められない深い溝となる。 その後、大人になり、自分も母親になった著者の心は、自然とわが子に対する深い慈しみに満たされる。母は女性が好きなのに、どうして結婚して私達を産んだのだろう? 私を産んだ時、母もこんな気持ちになったのだろうか? 著者はその答えを求めて、そして姪たちの「おばあちゃんは男なの? 女なの?」という問いかけに答えるために、20歳のころから撮り溜めてきた母や家族の映像を、ひとつのドキュメンタリー映画に仕上げることを決意する。 本書では、映画にほとんど描かれていない父親を含む、著者と母を取り巻く人物ごとにスポットを当てて、著者の記憶と体験が、活き活きとした文章で赤裸々に綴られる。この本を書くきっかけについて、ホアン監督にたずねてみた。 「文章と映画製作は切っても切り離せない関係にはありますが、二つはまったく異なるメディアです。本を書きませんか? と出版社からオファーをいただいたとき、1本の映画に盛り込める情報は限られているので、映画で伝えきれなかった内容を文章にして補足するというのもいいアイデアだと思いました。また、映画は母に宛てて書いたラブレターのようなものだったので、父親についての描写はごくわずかです。自分と父親の関係を言葉で整理する機会があれば、それは私自身だけでなく映画をご覧くださった皆さんにとっても参考になると思いますし、よりフェアな内容になると考えました。 そのような理由で、私はこの本を書くことにしました。映画を既にご覧になった皆さんにとっては、この本をお読みいただくことで、より深く私の家族の物語を理解していただけると思いますし、まだ映画をご覧になられていない皆さんは、私の体験したことを、文章によって体験していただけると思います。」 《著者・訳者プロフィール》 著:黄惠偵(ホアン・フイチェン) 6歳から母親と一緒に葬式陣頭のパフォーマーになり、10歳で小学校を中途退学。20歳の時に社会活動に従事しながらドキュメンタリー映画製作を学び始める。台北市ドキュメンタリー映画製作者組合の秘書室長を経て、現在は独立映像制作者であると同時に、中年に足を踏み入れた地方在住の一児の母。語るべきテーマがある時は映画を撮り続ける(さもなくば場所を探して野菜の育て方を学んでいるかもしれない)。これまでに『八東病房』(2006)、『鳥将要回家』(2009)、『母と私』(2015)等の短編ドキュメンタリーを発表。完成までに18年を費やした長編ドキュメンタリー映画『日常対話』(2016)は、2016年の金馬奨最優秀ドキュメンタリー賞にノミネートされ、2017年にはベルリン国際映画祭テディ賞、台北映画祭最優秀ドキュメンタリー賞を獲得するなど、台湾内外のさまざまな映画祭で大きな反響と共感を呼ぶ。 訳:小島あつ子(こじまあつこ) 隣国台湾への興味と台湾映画好きが高じて、2015年に日本未公開・権利切れ映画の自主上映を行う台湾映画同好会を立ち上げる。共訳本に『書店本事 台湾書店主43のストーリー』(サウザンブックス社)。映画『日常対話』配給。 台湾映画同好会https://www.facebook.com/taiwan.cinema.club/ 《書籍の詳細について》 http://thousandsofbooks.jp/project/tmama/ 《この書籍について》 書名:筆録 日常対話 私と同性を愛する母と 著:黄惠偵 訳:小島あつ子 発行年:2021年7月 仕様:四六判/224ページ ジャンル:ノンフィクション ISBN:978-4-909125-30-9
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【書籍】子どもを迎えるまでの物語
¥2,310
【 試し読み公開中:https://hanmoto5.tameshiyo.me/9784909125279 】 生殖補助医療、養子縁組、代理母出産、LGBTカップル、シングル それぞれの決断と勇気のストーリー 小説家である著者が妊活を始めてから、体外受精による妊娠・出産にいたるまでの5年間に経験した個人の物語、そして、不妊治療や養子縁組について調べる中で、著者が出会ったさまざまな人々の出産や養子を迎えるまでの話が丁寧に綴られています。 この本に登場する人工授精、体外受精、里親、特別養子縁組で子供を迎えた人々や、子どもをもたないことを選んだ人々の中には、ヘテロセクシュアルも、LGBTQ+コミュニティの人間も、カップルも、またはシングルペアレントもいます。同性婚の法制化が依然として待たれる日本においても、同性婚がもたらすであろうLGBTQ+カップルの家族のもち方の選択肢について、パートナー間、そして社会全体でも、あらためて考えるきっかけをくれるケーススタディが描かれています。また、経済的状況や、住まう地域、人種、信仰の違いによる、不妊治療へのアクセスに格差がある米国内の不妊治療や、近年日本でもあらためて問題になった優生保護法の傷跡についても描かれています。 また、不妊であることに対する「偏見」、そしてそこから来る「劣等感」に「打ち明けにくさ」という個人の悩みの根本の部分については、子どもがいない人々の静かな悩みや、もたないことを選んだ人々と社会との関わり方を、文学や医療、そして文化や宗教の歴史の中で、どのように扱われてきたかなどが記されています。 この本は、子どもを望むあらゆる人々に、 「あなたは一人じゃない」 「あなたにも選択肢があるよ」 と呼びかける、静かで確かな希望に満ちた本です。 【ベスト・ブックス・オブ・ジ・イヤー選出メディア一覧】 ・Kirkus ・Publisher Weekly ・Buzzfeed ・the Globe and Mail ・the Oprah Magazine 《著者・訳者プロフィール》 著:Belle Boggs(ベル・ボグス) 米国バージニア州出身の作家。『Orion』『Harper’s』『The Atlantic』『The Paris Review』などの米国内外の幅広い媒体に作品を発表している。短編小説集『Mattaponi Queen』は、バージニア州のマタポナイ川流域を舞台にした連作小説で、ベイクレス賞や、バージニア文芸賞を受賞した。本作『子どもを迎えるまでの物語 生殖、不妊治療、親になる選択』は、『Kirkus』『Publishers Weekly』『The Globe and Mail』『Buzzfeed』『O,the Oprah Magazine』でベスト・ブック・オブ・ジ・イヤーに選出された。また、他にも小説『The Gulf』を発表している。現在、ノースカロライナ州ホー川のほとりに家族と住み、ノースカロライナ州立大学の英文学科の教授として、修士プログラムの指導にもあたっている。 訳:石渡 悠起子 (いしわた ゆきこ) 翻訳者。音楽家。NY市立大学クイーンズカレッジ音楽学部卒業。フリーランスで企業翻訳を提供するなか、Zen101という名義で詩の朗読と歌を融合させた電子音楽の制作と演奏を続けている。本著が書籍翻訳第1作目となる。 Twitter:石渡悠起子@yuki_ishiwata 《書籍の詳細について》 http://thousandsofbooks.jp/project/waiting/ 《書籍のお届けについて》 ご注文が確定してから3営業日以内に発送します。 《この書籍について》 書名:子どもを迎えるまでの物語 生殖、不妊治療、親になる選択 著:ベル・ボグス 訳:石渡 悠起子 発行年:2021年6月 ジャンル:実用 仕様:四六判/352ページ ISBN:978-4-909125-27-9
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【電子書籍】子どもを迎えるまでの物語
¥1,760
【 試し読み公開中:https://hanmoto5.tameshiyo.me/9784909125279 】 《電子書籍のお届けについて》 EPUB、PDFファイルでの納品となります。 購入された方には電子書籍ダウンロード用のリンクをメールでお送りいたします。リンクをクリックすると画像認証のページが立ち上がりますので、画像に表示されている文字をフォームに入力し、ファイルをダウンロードしてください。 メールはご注文が確定してから3営業日以内にお送りします。 《電子書籍の読み方について》 当サイトで販売している電子書籍ファイルは、パソコンやスマートフォン、電子書籍専用端末などお好きな端末の電子書籍リーダーアプリでご覧いただけます。 くわしい電子書籍の読み方についてはこちらをご覧ください。 http://thousandsofbooks.jp/faq/#ebook 生殖補助医療、養子縁組、代理母出産、LGBTカップル、シングル それぞれの決断と勇気のストーリー 小説家である著者が妊活を始めてから、体外受精による妊娠・出産にいたるまでの5年間に経験した個人の物語、そして、不妊治療や養子縁組について調べる中で、著者が出会ったさまざまな人々の出産や養子を迎えるまでの話が丁寧に綴られています。 この本に登場する人工授精、体外受精、里親、特別養子縁組で子供を迎えた人々や、子どもをもたないことを選んだ人々の中には、ヘテロセクシュアルも、LGBTQ+コミュニティの人間も、カップルも、またはシングルペアレントもいます。同性婚の法制化が依然として待たれる日本においても、同性婚がもたらすであろうLGBTQ+カップルの家族のもち方の選択肢について、パートナー間、そして社会全体でも、あらためて考えるきっかけをくれるケーススタディが描かれています。また、経済的状況や、住まう地域、人種、信仰の違いによる、不妊治療へのアクセスに格差がある米国内の不妊治療や、近年日本でもあらためて問題になった優生保護法の傷跡についても描かれています。 また、不妊であることに対する「偏見」、そしてそこから来る「劣等感」に「打ち明けにくさ」という個人の悩みの根本の部分については、子どもがいない人々の静かな悩みや、もたないことを選んだ人々と社会との関わり方を、文学や医療、そして文化や宗教の歴史の中で、どのように扱われてきたかなどが記されています。 この本は、子どもを望むあらゆる人々に、 「あなたは一人じゃない」 「あなたにも選択肢があるよ」 と呼びかける、静かで確かな希望に満ちた本です。 【出てくるケース】 ベルの場合 著者。三度の人工授精を経て、体外受精治療への移行を医師に勧められる。 迷いながらも、体外受精に踏み切るまでのなかで、なぜ自分がこれほどまでに自らの子を渇望するのかを知るために、文化的なすりこみなどの背景や、医学的な根拠などを丹念にリサーチしながら、特別養子縁組を経て親になった人たちや、代理母を模索する人たち、子どもを持たないことを選んだ人たちと出会い、話を聞く。 ネイトとパルルの場合 不妊治療に何年もとりくみ、6回の流産を経て米国内で養子を迎える。米国の民間の養子縁組エージェンシーを通し、養子縁組希望を登録して数週間後に急遽女児を家族に迎えることになる。州の法律によって出生後の実母がやはり子どもを引き取りたいなど気持ちを変えるまで、24時間のみ与えられているユタ州のエージェンシーを通したため、出産の知らせを受け、急いで他州へと飛び立った。ビジネスライクなエージェンシーのプロセスに疑問を抱いた二人は、国内の養子縁組について啓蒙と支援を行うグループを立ち上げる。 マークとレイチェルの場合 HIV/AIDSで親を亡くしたという4歳の男の子をエチオピアから国際養子縁組で迎える。現地に息子を迎えに行く際に、息子の親戚にも顔を合わせるものの、帰国後、息子と家族になった過程の話をするなかで、息子に「親は死んでいない」と言われてしまう。言葉が通じず通訳を介するしかないエチオピアでは、出生証明書や死亡証明書などもない。二人の話を通して国際養子縁組の不透明な部分も指摘されている。 ウィリス・リンチの話 1948年、当時14歳だったウィリスは、優生保護法によって「子どもを持つには不適」とされ、住んでいた州立の児童養護施設から近隣の病院にうつされ、強制的に去勢手術を受けさせられる。州に対して賠償金を求める活動を行うほか、講演などを行う。 メッカ・ジャミーラ・サリバンの場合 米国人作家。強い女性主人公の登場する小説を書く。「人生で色々なものが欲しいけれど、今は子どもは欲しくない」と公言する。Childless(子なし)やChildfree (子どもを持つことから解放されている)などの表現をどう思うか尋ねられ「子どもがいたとしても、女性や作家と言われる方が良い」と言う。 ホリー・ブロックウェルの場合 英国人作家。29歳当時、自ら避妊を希望するも、英国の国民保健サービスの登録医師たちに手術を4度拒否され、英国内で物議をかもした。「子どもを産み育てるには十分大人だと言われるのに、子どもを持たないという決断をするには若すぎると言われた」として、ダブルスタンダードを指摘する。 ゲイブとトッドの場合 ゲイカップルの二人は結婚後一年を経て、子どもを迎えることを決意する。代理母を選びながらも、国際的な代理母出産ビジネスにまつわる母体へのリスク、依頼主と代理母の経済的なパワーバランスなどに葛藤する。 マーガレットの場合 9回の体外受精治療と7回の流産を経て、妊娠する。38歳で不妊治療開始当時住んでいたNY州では、不妊治療の適用ケースや範囲が限られていて、多額の治療費への負担が強いられた。その後、転職で引っ越した先のマサチューセッツ州の医療保険では、不妊治療の医療保険適用範囲が広く、高額な不妊治療を続けることが可能となった。42歳で自身の卵子での体外受精に成功する。 キャンディスの場合 イタリア系米国人の夫を持つ、アフリカ系米国人女性。白人やアジア人のドナー卵子数にくらべアフリカ系の選択肢が非常に限られていたことを指摘する。 【ベスト・ブックス・オブ・ジ・イヤー選出メディア一覧】 ・Kirkus ・Publisher Weekly ・Buzzfeed ・the Globe and Mail ・the Oprah Magazine 《著者・訳者プロフィール》 著:Belle Boggs(ベル・ボグス) 米国バージニア州出身の作家。『Orion』『Harper’s』『The Atlantic』『The Paris Review』などの米国内外の幅広い媒体に作品を発表している。短編小説集『Mattaponi Queen』は、バージニア州のマタポナイ川流域を舞台にした連作小説で、ベイクレス賞や、バージニア文芸賞を受賞した。本作『子どもを迎えるまでの物語 生殖、不妊治療、親になる選択』は、『Kirkus』『Publishers Weekly』『The Globe and Mail』『Buzzfeed』『O,the Oprah Magazine』でベスト・ブック・オブ・ジ・イヤーに選出された。また、他にも小説『The Gulf』を発表している。現在、ノースカロライナ州ホー川のほとりに家族と住み、ノースカロライナ州立大学の英文学科の教授として、修士プログラムの指導にもあたっている。 訳:石渡 悠起子 (いしわた ゆきこ) 翻訳者。音楽家。NY市立大学クイーンズカレッジ音楽学部卒業。フリーランスで企業翻訳を提供するなか、Zen101という名義で詩の朗読と歌を融合させた電子音楽の制作と演奏を続けている。本著が書籍翻訳第1作目となる。 Twitter:石渡悠起子@yuki_ishiwata 《書籍の詳細について》 http://thousandsofbooks.jp/project/waiting/ 《この書籍について》 書名:子どもを迎えるまでの物語 生殖、不妊治療、親になる選択 著:ベル・ボグス 訳:石渡 悠起子 発行年:2021年6月 ジャンル:実用 仕様:四六判/352ページ ISBN:978-4-909125-27-9
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【書籍】チカーノ・ソウル~アメリカ文化に秘められたもうひとつの音楽史
¥8,800
メキシコ系アメリカ人たちによる魂の音楽=チカーノ・ソウル! 全音楽&レコード・ファンも必読! アメリカ・ポピュラー音楽史に隠されてきたもうひとつの音楽ストーリー! 黒人音楽とメキシコ伝統音楽の狭間で密かに生まれた至宝の音楽文化、チカーノ・ソウル。ロサンゼルスのメキシコ系居住区=バリオで育ったヴァイナル・ディガーのチカーノ、ルーベン・モリーナ氏は、アメリカ南西部を廻り、今まで広く知られることなく残されていたチカーノの甘いR&Bを次々と発掘。ルーツである40年代のパチューコ音楽から70年代公民権運動を背景に登場したラテン・ロックまで、その膨大な鉱脈を紹介する入魂の音楽ガイドブック。 当時の貴重なジャケット/アーティスト写真など多数掲載。全カラーページによる初版ハードカバーを翻訳・復刻。 目次&主に登場するアーティストなど 1. ビートに乗っかれ 初期影響とパイオニアたち ラロ・ゲレーロ、チャック・ヒギンズ、ジャガーズ、リトル・ジュリアン・エレーラ、チャック・リオ、リッチー・ヴァレンス、リリックス、ロイヤル・ジェスターズ、フレディ・フェンダー、サングロウズ 2. サムシング・ガット・ア・ホールド・オン・ミー サンアントニオ ウエストサイド・サウンド、ルディ&ザ・リノ・バップス、ソニー・エース、ジョー・ブラボー、サニー&ザ・サンライナーズ、ディマスⅢ、ダニー&ザ・ドリーマーズ、リトル・ジュニア・ジェシ&ザ・ティア・ドロップス 3. シェイク・シャウト&ソウル 南カリフォルニア ロージー、ペレス・ブラザーズ、クリス・モンテス、ロマンサーズ、ブレンデルズ、カニバル&ザ・ヘッドハンターズ、ジ・ミッドナイターズ、リトル・レイ&ザ・プログレッションズ、プレミアーズ、エル・チカーノ 4. クレイジー・クレイジー・ベイビーテキサス・ソウル ジュニア & ザ・スターライツ、ラテングロウズ、リトル・ジョー&ザ・ラティネアーズ、アウグスティン・ラミーレス、アルフォンソ・ラモス、ロス・ディノス、クエスチョンマーク&ザ・ミステリアンズ、サム・ザ・シャム&ザ・ファラオス、ジャ イヴズ、ロッキー・ギル&ザ・ビショップス 5. ソウル・サイド・オブ・ザ・ストリート フェニックスとアルバカーキ フレディ・チャベス、アル・ハリケーン 6. 私はチカーノ ブラウン・プライド ヴィレッジ・カラーズ、リトル・ウィリー・G、リトル・ジョー・イ・ラ・ファミリア、ジョニー・チンガス、マコンド、ティエラ 《著者・訳者プロフィール》 著:ルーベン・モリーナ(Ruben Molina) ソウル音楽コレクターであり優れた在野の学者でもある。10代だった1960年代から蒐集してきたメキシコ系アメリカ人とソウル音楽のコレクションを所有。 2000年、70年代ローライダー・カルチャーとしてチカーノたちが愛してきた音楽を紹介した著作『ジ・オールド・バリオ・ガイド・トゥ・ロー・ライダー・ミュージック』(日本未発売)を、そして2008年、米国南西部のメキシコ系アメリカ人によるソウル・グループとガレージ・バンドの録音と歴史をまとめた本書『チカーノ・ソウル―レコーディングス・アンド・ヒストリー・オブ・アン・アメリカン・カルチャー』(原題)を発表。PBS制作ドキュメンタリー映画『チカーノ・ロック』に共同プロデューサーとして参加した他、ラティーノたちのポピュラー音楽にスポットを当てたスミソニアンによる展覧会『アメリカン・サボール』、映画『ラテン・ミュージックUSA』などの制作にも携わる。一方で最も好きな活動であるDJとして、その膨大なソウル音楽コレクションをたくさんの人とシェアしてきた。 2011年、南カリフォルニアのレコード愛好家コレクティヴ、サザン・ソウル・スピナ―ズをスタート。ロサンゼルス、サンディエゴ、ニューヨーク、オークランド、シカゴ、ヒューストン、サンアントニオ、サンフランシスコ、シアトル、イギリス、メキシコ・シティ、スペイン、ドイツでDJを行ってきた。2017-18年は、2018年8月11日に公開された短編ドキュメンタリー映画『ソウル・オブ・リンカーンハイツ』の脚本と制作で多忙を極めた。2020年夏、黒人とチカーノによる伝統的なソウル音楽を専門にするレコード会社、インダストリー・ミュージック・グループのA&Rに就任している。 訳:宮田 信(みやた・しん) MUSIC CAMP, Inc.代表 東京・調布に生まれる。10代後半、アメリカ発の映画やTVドラマを通じてチカーノ文化を知る。大学でスペイン語専攻中の80年代中盤、イースト・ロサンゼルスに滞在。 帰国後、六本木WAVE、BMGジャパンを経て1999年、チカーノ音楽を中心にしたレーベル/ディストリビューター、BARRIO GOLDRECORDS / MUSIC CAMP, Inc.をスタート。ケッツァル、レイ・サンドバル、モンテカルロ76など現行アーティスト作品、またランパート・レコードからチカーノ・ソウルやファンクをコンパイルした『イーストサイド・ソウル・クラシックス1963–1977』、カークラブの間で人気だったヴィレッジ・カラーズ、さらにサンフランシスコのラテン・ロック・バンド、マロなどの旧譜発売を手掛け、現在までに500を超えるタイトルを扱ってきた。また代官山のライヴハウス「晴れたら空に豆まいて」の企画に参加し、チカーノ・バットマン、ジョー・バターン、エル・ハル・クロイ、フロール・デ・トロアチェなどのアーティスト招聘も手掛ける。 2014年から2年間、Inter FMでアメリカ発新旧ラテン音楽を紹介する番組『スエニョ・デル・バリオ』の選曲・出演を担当。雑誌『ローライダーマガジン日本版』や『remix』の連載などチカーノ文化を紹介する執筆も長年にわたって行ってきた。2018年にロサンゼルスの全米日系人博物館が宮田の活動を追った短編記録映画『アワ・マン・イン・トーキョー』(監督:アキラ・ボック)を制作。アメリカ、日本、メキシコなど多くの映画祭で紹介されている。 http://www.m-camp.net/ https://www.facebook.com/shin.miyata.7 《書籍の詳細について》 http://thousandsofbooks.jp/project/chicano/ 《書籍のお届けについて》 ご注文が確定してから3営業日以内に発送します。 《この書籍について》 書名:チカーノ・ソウル~アメリカ文化に秘められたもうひとつの音楽史 著:ルーベン・モリーナ 訳:宮田 信 発行年:2021年2月 ジャンル:芸術・音楽 仕様:上製本/A4変形判/152ページ ISBN:978-4-909125-23-1
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【電子書籍】チカーノ・ソウル~アメリカ文化に秘められたもうひとつの音楽史
¥3,520
《電子書籍のお届けについて》 PDFファイルでの納品となります。 購入された方には電子書籍ダウンロード用のリンクをメールでお送りいたします。リンクをクリックすると画像認証のページが立ち上がりますので、画像に表示されている文字をフォームに入力し、ファイルをダウンロードしてください。 メールはご注文が確定してから3営業日以内にお送りします。 《電子書籍の読み方について》 当サイトで販売している電子書籍ファイルは、パソコンやスマートフォン、電子書籍専用端末などお好きな端末の電子書籍リーダーアプリでご覧いただけます。 くわしい電子書籍の読み方についてはこちらをご覧ください。 http://thousandsofbooks.jp/faq/#ebook メキシコ系アメリカ人たちによる魂の音楽=チカーノ・ソウル! 全音楽&レコード・ファンも必読! アメリカ・ポピュラー音楽史に隠されてきたもうひとつの音楽ストーリー! 黒人音楽とメキシコ伝統音楽の狭間で密かに生まれた至宝の音楽文化、チカーノ・ソウル。ロサンゼルスのメキシコ系居住区=バリオで育ったヴァイナル・ディガーのチカーノ、ルーベン・モリーナ氏は、アメリカ南西部を廻り、今まで広く知られることなく残されていたチカーノの甘いR&Bを次々と発掘。ルーツである40年代のパチューコ音楽から70年代公民権運動を背景に登場したラテン・ロックまで、その膨大な鉱脈を紹介する入魂の音楽ガイドブック。 当時の貴重なジャケット/アーティスト写真など多数掲載。全カラーページによる初版ハードカバーを翻訳・復刻。 目次&主に登場するアーティストなど 1. ビートに乗っかれ 初期影響とパイオニアたち ラロ・ゲレーロ、チャック・ヒギンズ、ジャガーズ、リトル・ジュリアン・エレーラ、チャック・リオ、リッチー・ヴァレンス、リリックス、ロイヤル・ジェスターズ、フレディ・フェンダー、サングロウズ 2. サムシング・ガット・ア・ホールド・オン・ミー サンアントニオ ウエストサイド・サウンド、ルディ&ザ・リノ・バップス、ソニー・エース、ジョー・ブラボー、サニー&ザ・サンライナーズ、ディマスⅢ、ダニー&ザ・ドリーマーズ、リトル・ジュニア・ジェシ&ザ・ティア・ドロップス 3. シェイク・シャウト&ソウル 南カリフォルニア ロージー、ペレス・ブラザーズ、クリス・モンテス、ロマンサーズ、ブレンデルズ、カニバル&ザ・ヘッドハンターズ、ジ・ミッドナイターズ、リトル・レイ&ザ・プログレッションズ、プレミアーズ、エル・チカーノ 4. クレイジー・クレイジー・ベイビーテキサス・ソウル ジュニア & ザ・スターライツ、ラテングロウズ、リトル・ジョー&ザ・ラティネアーズ、アウグスティン・ラミーレス、アルフォンソ・ラモス、ロス・ディノス、クエスチョンマーク&ザ・ミステリアンズ、サム・ザ・シャム&ザ・ファラオス、ジャ イヴズ、ロッキー・ギル&ザ・ビショップス 5. ソウル・サイド・オブ・ザ・ストリート フェニックスとアルバカーキ フレディ・チャベス、アル・ハリケーン 6. 私はチカーノ ブラウン・プライド ヴィレッジ・カラーズ、リトル・ウィリー・G、リトル・ジョー・イ・ラ・ファミリア、ジョニー・チンガス、マコンド、ティエラ 《著者・訳者プロフィール》 著:ルーベン・モリーナ(Ruben Molina) ソウル音楽コレクターであり優れた在野の学者でもある。10代だった1960年代から蒐集してきたメキシコ系アメリカ人とソウル音楽のコレクションを所有。 2000年、70年代ローライダー・カルチャーとしてチカーノたちが愛してきた音楽を紹介した著作『ジ・オールド・バリオ・ガイド・トゥ・ロー・ライダー・ミュージック』(日本未発売)を、そして2008年、米国南西部のメキシコ系アメリカ人によるソウル・グループとガレージ・バンドの録音と歴史をまとめた本書『チカーノ・ソウル―レコーディングス・アンド・ヒストリー・オブ・アン・アメリカン・カルチャー』(原題)を発表。PBS制作ドキュメンタリー映画『チカーノ・ロック』に共同プロデューサーとして参加した他、ラティーノたちのポピュラー音楽にスポットを当てたスミソニアンによる展覧会『アメリカン・サボール』、映画『ラテン・ミュージックUSA』などの制作にも携わる。一方で最も好きな活動であるDJとして、その膨大なソウル音楽コレクションをたくさんの人とシェアしてきた。 2011年、南カリフォルニアのレコード愛好家コレクティヴ、サザン・ソウル・スピナ―ズをスタート。ロサンゼルス、サンディエゴ、ニューヨーク、オークランド、シカゴ、ヒューストン、サンアントニオ、サンフランシスコ、シアトル、イギリス、メキシコ・シティ、スペイン、ドイツでDJを行ってきた。2017-18年は、2018年8月11日に公開された短編ドキュメンタリー映画『ソウル・オブ・リンカーンハイツ』の脚本と制作で多忙を極めた。2020年夏、黒人とチカーノによる伝統的なソウル音楽を専門にするレコード会社、インダストリー・ミュージック・グループのA&Rに就任している。 訳:宮田 信(みやた・しん) MUSIC CAMP, Inc.代表 東京・調布に生まれる。10代後半、アメリカ発の映画やTVドラマを通じてチカーノ文化を知る。大学でスペイン語専攻中の80年代中盤、イースト・ロサンゼルスに滞在。 帰国後、六本木WAVE、BMGジャパンを経て1999年、チカーノ音楽を中心にしたレーベル/ディストリビューター、BARRIO GOLDRECORDS / MUSIC CAMP, Inc.をスタート。ケッツァル、レイ・サンドバル、モンテカルロ76など現行アーティスト作品、またランパート・レコードからチカーノ・ソウルやファンクをコンパイルした『イーストサイド・ソウル・クラシックス1963–1977』、カークラブの間で人気だったヴィレッジ・カラーズ、さらにサンフランシスコのラテン・ロック・バンド、マロなどの旧譜発売を手掛け、現在までに500を超えるタイトルを扱ってきた。また代官山のライヴハウス「晴れたら空に豆まいて」の企画に参加し、チカーノ・バットマン、ジョー・バターン、エル・ハル・クロイ、フロール・デ・トロアチェなどのアーティスト招聘も手掛ける。 2014年から2年間、Inter FMでアメリカ発新旧ラテン音楽を紹介する番組『スエニョ・デル・バリオ』の選曲・出演を担当。雑誌『ローライダーマガジン日本版』や『remix』の連載などチカーノ文化を紹介する執筆も長年にわたって行ってきた。2018年にロサンゼルスの全米日系人博物館が宮田の活動を追った短編記録映画『アワ・マン・イン・トーキョー』(監督:アキラ・ボック)を制作。アメリカ、日本、メキシコなど多くの映画祭で紹介されている。 http://www.m-camp.net/ https://www.facebook.com/shin.miyata.7 《書籍の詳細について》 http://thousandsofbooks.jp/project/chicano/ 《この書籍について》 書名:チカーノ・ソウル~アメリカ文化に秘められたもうひとつの音楽史 著:ルーベン・モリーナ 訳:宮田 信 発行年:2021年2月 ジャンル:芸術・音楽 仕様:A4変形判/152ページ ISBN:978-4-909125-23-1
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【書籍】LGBTヒストリーブック 絶対に諦めなかった人々の100年の闘い
¥2,860
【 試し読み公開中:https://hanmoto5.tameshiyo.me/9784909125187 】 行政、立法、司法そして直接行動──これはアメリカ式民主主議の教科書および実践史である ストーンウォールの反乱から50年 LGBTの権利回復の運動の歴史 本書『LGBTヒストリーブック 絶対に諦めなかった人々の100年の闘い』は、その副題通り、1世紀という長期にわたるLGBTの権利回復に向けた運動の歴史を、子どもたちのためにわかりやすく解説しています。 ピンクの三角形、ラヴェンダー狩り、ストーンウォールの反乱、ハーヴィー・ミルクの暗殺、エイズ危機、ヘイトクライム、数々の裁判、同性婚の実現……。LGBTの権利を求めて闘った100年にわたる歴史は、一進一退を繰り返しながら、一歩ずつ一歩ずつ、時には劇的に、前へ前へと進められていきました。そこには、決して諦めることのなかった、有名無名を問わないたくさんの「ヒーローたち」の活躍がありました。歴史をつくるのは、人なのです。人と人のつながりが、歴史を動かし、未来を切り開いていくのです。 公民権運動の異端児で、最初のゲイの権利団体を組織したマグヌス・ヒルシュフェルト レズビアンの社交クラブだった「ビリティスの娘たち」という団体を、強力な運動団体に変えたフィリス・ライオンとデル・マーティン 有名なアメリカ最初のトランスジェンダーであるクリスティーン・ジョーゲンセン そしてサンフランシスコの最初の公選市会議員ハーヴィー・ミルク さらに、歴史上のLGBTたち、フォン・スチューベン将軍、アラン・チューリング、ジェイン・アダムス、ベイヤード・ラスティン、その他の人々もとりあげています。そして歴史の最後を飾るのは、同性婚を可能にした最高裁の判決です。 ふんだんな個人史とエピソードの数々、貴重なビジュアルを多数収録! 子どもから大人まで学べる1冊です。 《著者・訳者プロフィール》 著:ジェローム・ポーレン(Jerome Pohlen) 独立系出版社シカゴレビュー出版の編集長。人権運動としてのLGBT運動の子ども向けの本がないことに気が付いたため、本書を執筆。小学校の理科の先生だった経験もあり、子ども向けのわかりやすい科学書『アインシュタインと相対性理論』(丸善出版)は、日本でも翻訳出版されている。また『アメリカの奇人』シリーズを手掛けた旅行ライターとしても有名。 訳:北丸雄二(Yuji Kitamaru) 中日新聞(東京新聞)ニューヨーク支局長を経て1996年からフリージャーナリストに。長年にわたってNYから米政治・文化などのほか、LGBTQ+の情報を日本に向けて発信。2018年から拠点を日本に移して活動。 《書籍の詳細について》 http://thousandsofbooks.jp/project/history/ 《書籍のお届けについて》 ご注文が確定してから3営業日以内に発送します。 《この書籍について》 書名:LGBTヒストリーブック 絶対に諦めなかった人々の100年の闘い 著:ジェローム・ポーレン(Jerome Pohlen) 訳:北丸雄二(Yuji Kitamaru) 発行:株式会社サウザンブックス社 発行年:2019年 ISBN:978-4-909125-18-7