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【書籍】グラーキの黙示3
¥1,980
セヴァン・ヴァレーにわだかまる邪神カルトの物語の終着点! ラムジー・キャンベル作品集『グラーキの黙示』第3巻 マッターホルン・プレスが、英国のセヴァン・ヴァレーに根を張るカルト教団の聖典を、『グラーキの黙示録』のタイトルで無許諾刊行してから、150年近くの歳月が流れた。 ブリチェスター大学のアーキビストであるレナード・フェアマンは、この伝説的な書物の“唯一現存する写本”を大学に収蔵するべく、英国北部の海岸沿いに位置するガルショウという町に赴くことになる。ちょっとした日帰りの旅のつもりだったが、そうはならなかった。求める『黙示録』の各巻は、この風変わりな町の別々の住人が所有しているというのである── 英国怪奇・幻想文学界の巨頭、ラムジー・キャンベルが16歳の頃に執筆した「湖の住人」に登場して以来、彼の作品世界の背景に見え隠れし続けた忌まわしき神話典籍、『グラーキの黙示録』。50年もの間、その全容を匿(かく)し続けてきたヴェールが、他ならぬラムジー・キャンベル自身によってついに剥ぎ取られた! 『グラーキの黙示1』についてはこちらから http://thousandsofbooks.jp/project/glaaki1/ 『グラーキの黙示2』についてはこちらから http://thousandsofbooks.jp/project/glaaki2/ 著:ラムジー・キャンベル(Ramsey Campbell) 1946 年、英国マージーサイド州のリヴァプールに生まれる。幼少期から怪奇小説に耽溺し、15 歳の頃、アーカムハウスに作品を送ってA・W・ダーレスに注目され、彼の指導のもと作家デビューを果たす。クトゥルー神話作家としては、英国南西部グロスターシャーの、セヴァン・ヴァレー界隈を舞台にした作品群で知られる。英国幻想文学協会の終身会長を務める同国ホラー界の重鎮で、近年もクトゥルー神話作品を発表し続けている。代表作に、長編では『暗闇の嗤い The Grin of the Dark』(2008 年度英国幻想文学大賞受賞)、短編集では『恐怖とふたりきり Alone with the Horrors』(1994 年度世界幻想文学大賞受賞)がある。これらの作品を含めて未邦訳のものが多かったが、近年、雑誌やアンソロジーで短編が紹介される機会が増えている。 https://knibbworld.com/campbell/ 訳:森瀬 繚(もりせ・りょう) ライター、翻訳家。TV アニメやゲームのシナリオ/小説の執筆の他、各種媒体の作品で神話・歴史考証に携わる。クトゥルー神話研究家として数多くの著書があり、近著は『クトゥルー神話解体新書』(既刊2 冊、コアマガジン)。翻訳者としてはS・T・ヨシ『H・P・ラヴクラフト大事典』(日本語版監修、エンターブレイン)、ブライアン・ラムレイ『幻夢の英雄』(青心社)、H・P・ラヴクラフト作品集「新訳クトゥルー神話コレクション」(星海社、第6 集近日刊行)などがある。 http://chronocraft.jp/ 《書籍の詳細について》 http://thousandsofbooks.jp/project/glaaki3/ 《書籍のお届けについて》 ご注文が確定してから3営業日以内に発送します。 《この書籍について》 書名:グラーキの黙示3 著:ラムジー・キャンベル 訳:森瀬繚 発行年:2024年12月 仕様:並製本/B6判/208ページ ジャンル:外国文学・フィクション ISBN:978-4-909125-56-9
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【電子書籍】グラーキの黙示3
¥1,760
《電子書籍のお届けについて》 EPUBファイル、PDFファイルでの納品となります。 購入された方には電子書籍ダウンロード用のリンクをメールでお送りいたします。リンクをクリックすると画像認証のページが立ち上がりますので、画像に表示されている文字をフォームに入力し、ファイルをダウンロードしてください。 メールはご注文が確定してから3営業日以内にお送りします。 《電子書籍の読み方について》 当サイトで販売している電子書籍ファイルは、パソコンやスマートフォン、電子書籍専用端末などお好きな端末の電子書籍リーダーアプリでご覧いただけます。 くわしくはこちらをご覧ください。 http://thousandsofbooks.jp/faq/#ebook セヴァン・ヴァレーにわだかまる邪神カルトの物語の終着点! ラムジー・キャンベル作品集『グラーキの黙示』第3巻 マッターホルン・プレスが、英国のセヴァン・ヴァレーに根を張るカルト教団の聖典を、『グラーキの黙示録』のタイトルで無許諾刊行してから、150年近くの歳月が流れた。 ブリチェスター大学のアーキビストであるレナード・フェアマンは、この伝説的な書物の“唯一現存する写本”を大学に収蔵するべく、英国北部の海岸沿いに位置するガルショウという町に赴くことになる。ちょっとした日帰りの旅のつもりだったが、そうはならなかった。求める『黙示録』の各巻は、この風変わりな町の別々の住人が所有しているというのである── 英国怪奇・幻想文学界の巨頭、ラムジー・キャンベルが16歳の頃に執筆した「湖の住人」に登場して以来、彼の作品世界の背景に見え隠れし続けた忌まわしき神話典籍、『グラーキの黙示録』。50年もの間、その全容を匿(かく)し続けてきたヴェールが、他ならぬラムジー・キャンベル自身によってついに剥ぎ取られた! 『グラーキの黙示1』についてはこちらから http://thousandsofbooks.jp/project/glaaki1/ 『グラーキの黙示2』についてはこちらから http://thousandsofbooks.jp/project/glaaki2/ 著:ラムジー・キャンベル(Ramsey Campbell) 1946 年、英国マージーサイド州のリヴァプールに生まれる。幼少期から怪奇小説に耽溺し、15 歳の頃、アーカムハウスに作品を送ってA・W・ダーレスに注目され、彼の指導のもと作家デビューを果たす。クトゥルー神話作家としては、英国南西部グロスターシャーの、セヴァン・ヴァレー界隈を舞台にした作品群で知られる。英国幻想文学協会の終身会長を務める同国ホラー界の重鎮で、近年もクトゥルー神話作品を発表し続けている。代表作に、長編では『暗闇の嗤い The Grin of the Dark』(2008 年度英国幻想文学大賞受賞)、短編集では『恐怖とふたりきり Alone with the Horrors』(1994 年度世界幻想文学大賞受賞)がある。これらの作品を含めて未邦訳のものが多かったが、近年、雑誌やアンソロジーで短編が紹介される機会が増えている。 https://knibbworld.com/campbell/ 訳:森瀬 繚(もりせ・りょう) ライター、翻訳家。TV アニメやゲームのシナリオ/小説の執筆の他、各種媒体の作品で神話・歴史考証に携わる。クトゥルー神話研究家として数多くの著書があり、近著は『クトゥルー神話解体新書』(既刊2 冊、コアマガジン)。翻訳者としてはS・T・ヨシ『H・P・ラヴクラフト大事典』(日本語版監修、エンターブレイン)、ブライアン・ラムレイ『幻夢の英雄』(青心社)、H・P・ラヴクラフト作品集「新訳クトゥルー神話コレクション」(星海社、第6 集近日刊行)などがある。 http://chronocraft.jp/ 《書籍の詳細について》 http://thousandsofbooks.jp/project/glaaki3/ 《書籍のお届けについて》 メールはご注文が確定してから3営業日以内にお送りします。 《この書籍について》 書名:グラーキの黙示3 著:ラムジー・キャンベル 訳:森瀬繚 発行年:2024年12月 仕様:並製本/B6判/208ページ ジャンル:外国文学・フィクション ISBN:978-4-909125-56-9
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【書籍】ジュリアンとウエディング
¥1,980
【 試し読み公開中:https://hanmoto9.tameshiyo.me/9784909125538 】 おばあちゃんといっしょにウエディングパーティーにでかけたジュリアン。 ともだちになったのはマリソル。 ふたりのはなよめ、かわいい犬、 ケーキいっぱいの会場、花とキスとダンス。 「ねえ、ぬけだしちゃおう」と、マリソル。 ところが、たいへん! こまったことに……。 そこでジュリアンがおもいついた、 いいこととは? ・2020年Publishers Weekly Best Children's Book of the Year受賞 ・カーカスレビュー、パブリッシャーウィークリー誌、ホーンブック誌(児童書の書評誌)などで絶賛! 文・絵:ジェシカ・ラブ(Jessica Love) ニューヨーク、ブルックリン在住。カリフォルニア大学サンタクルーズ校で版画制作とイラストレーションを学んだのち、演劇を学ぶためジュリアード・スクールへ進む。ニューヨークの舞台に立つ中で絵本制作をはじめた。前作『ジュリアンはマーメイド』で、ストーン・ウォール賞、ボローニャラガッツィ賞オペラプリマ部門受賞など、数々の賞に選ばれる。本書は、ケイト・グリーナウェイ賞候補、Indie Book Awards候補、パブリッシャーズウィークリー誌ベストブックなどに選ばれた。 作者ウェブサイト:https://jesslove.format.com/ 訳・横山 和江(よこやま かずえ) 埼玉県生まれ、山形市在住。訳書に『ジュリアンはマーメイド』(サウザンブックス社)、『スペルホーストのパペット人形』(偕成社)、『きみが生きるいまのおはなし』(文研出版)、『目で見ることばで話をさせて』(岩波書店)、『地球のことをおしえてあげる』『わたしの心のきらめき』(ともに鈴木出版)、『サディがいるよ』(福音館書店)など多数。やまねこ翻訳クラブ会員、JBBY会員。 X(旧twitter):https://twitter.com/SUGO_ohanasi Instagram:https://www.instagram.com/sugorokunosugo/ 《書籍の詳細について》 http://thousandsofbooks.jp/project/julianwedding/ 《書籍のお届けについて》 ご注文が確定してから3営業日以内に発送します。 《この書籍について》 書名:ジュリアンとウエディング 文・絵:ジェシカ・ラブ 訳:横山和江 発行年:2024年11月 ジャンル:フィクション(絵本) 仕様:A4変型判/36ページ/上製 ISBN:978-4-909125-53-8 姉妹編『ジュリアンはマーメイド』 https://shop.thousandsofbooks.jp/items/28584246
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【書籍】アステリオス・ポリプ
¥6,380
50才の建築科教授が生まれ変わるための旅に出る グラフィックノベル史に燦然と輝く傑作 アステリオス・ポリプはニューヨークの大学で教鞭をとりつつ、「ペーパー・アーキテクト(設計図だけの建築家)」として名を馳せた著名な(元)建築学教授。 彼は妻のハナと別れてからというもの、過去の幸せだった日々を振り返るだけの無気力な生活を送っている。 50才の誕生日を迎えた夜、彼が住む建物で大規模な火災が発生する。 彼は大慌てで思い出の品をいくつか手に取ると、ほうほうの体で自宅を飛び出す。 それは彼が過去を見つめ直し、人生をもう一度やり直すための第一歩だった。 二項対立に囚われたアステリオスの数奇な運命を語るのは、彼の死んだはずの双子の兄弟。 物語は建築・美術・音楽・演劇・文学・哲学などの要素を散りばめつつ、20世紀から21世紀へと向かうアメリカの歩みと共振し、公民権運動やベトナム戦争や9.11同時多発テロといった歴史的事件と邂逅する。 完成まで約10 年の歳月を費やし、出版後はアイズナー賞3部門とハーヴェイ賞3 部門を初め、多くの賞に輝いたアメリカ発のグラフィックノベルのひとつの頂点。世界のさまざまな言語に翻訳され、15年にもわたって日本語版が待望されていた傑作がここについに翻訳! 作:デイヴィッド・マッツケーリ(David Mazzucchelli ) デイヴィッド・マッツケーリは、1960年生まれのマンハッタン在住のコミックアーティスト。1980 年代からフランク・ミラーと共同制作を行い、マーベル・コミックスの『デアデビル: ボーン・アゲイン』(秋友克也訳、ヴィレッジブックス)や、DCコミックの『バットマン:イヤーワン/イヤーツー』(秋友克也・石川祐人訳、ヴィレッジブックス)で大きく評価される。1990年代になると、ヒーローコミックから距離を置いて個人的な創作に打ち込み、妻のリッチモンド・ルイスと共にコミックアンソロジー『ラバー・ブランケット』を編集・出版する。1994 年には、小説家ポール・オースターの同名小説をグラフィックノベル化した『シティ・オブ・グラス』(森田由美子訳、講談社)で新境地を開拓する。そして2009年、約10年の歳月を費やしたオリジナル長編グラフィックノベル『アステリオス・ポリプ』で、アイズナー賞3 部門とハーヴェイ賞3 部門を含めた多くの賞を受けた。 2022 年には、コミックス文化への生涯の功績が称えられ、アイズナー賞の殿堂入りアーティストに名を連ねた。 発起人・翻訳:矢倉喬士(やぐらたかし) 大阪大学で現代アメリカ文学を研究。 小説家ドン・デリーロの作品を扱った博士論文を執筆後、小説、映画、グラフィックノベル、ドラマ、ビデオゲームなどを対象に現代アメリカを多角的に考察している。 共著に『現代アメリカ文学ポップコーン大盛』(2020年、書肆侃侃房)、共訳にタナハシ・コーツ『僕の大統領は黒人だった』(2020年、慶應義塾大学出版会)がある。 翻訳:はせがわ なお 読書愛好家の会社員。 東京都出身。 大学で英米文学を学ぶ。 未 邦訳書籍を紹介するブログ「#わたしだけのブッククラブ」と、友人 とやっているポッドキャスト「#それにつけてもファンガール」を更新中。 現在はとりわけアジア系アメリカ人文学に興味を持っている。最近注目している作家はCathy Park HongとKatie Kitamura。 《書籍の詳細について》 http://thousandsofbooks.jp/project/asteriospolyp/ 《書籍のお届けについて》 ご注文が確定してから3営業日以内に発送します。 《この書籍について》 書名: アステリオス・ポリプ 作:デイヴィッド・マッツケーリ 訳:矢倉喬士、はせがわなお 仕様:A4変形版/上製本/344ページ/4色 発行年: 2024年9月 ジャンル: 外国文学/グラフィックノベル ISBN:978-4-909125-51-4
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【書籍】トンネル
¥3,520
【 試し読み公開中:https://hanmoto9.tameshiyo.me/9784909125521 】 イスラエルとパレスチナの地下トンネルで鉢合わせた2つの民族 失われた契約の箱を求めて 主人公ニリは、幼い頃、考古学者の父親を手伝い、幻の「契約の箱」探しに従事したが、民衆蜂起(インティファーダ)が勃発し、世紀の発見をする機会を逃してしまった。 それから長い年月が経ったある日、ひょんなことから、かつて父が所有していた「契約の箱」のありかを示す石板が、父のライバルである大学教授のラフィに売りに出されることが判明する。ニリはラフィより先に「契約の箱」を見つけ、父が実現できなかった「契約の箱」発掘をなしとげようと決意するが——。 長い受難の歴史の上に成り立ち、今なお紛争の舞台となっているイスラエル・パレスチナの地下に輻輳するいくつものトンネルをめぐる冒険譚。両民族の対立の奥底に存在するつながりを示唆するイスラエルを代表する漫画作家ルトゥ・モダンのグラフィックノベル本邦初邦訳。 著:ルトゥ・モダン(Rutu Modan) 1966年イスラエル、テルアビブ生まれ。ベッツァレール・アート・デザイン・アカデミーを卒業。イスラエルや欧米の著名な雑誌や新聞にイラストやマンガを掲載する他、絵本やグラフィックノベルも出版する。2008年に『Exit Wounds(エグジット・ウンズ)』が、2013年には『Property(プロパティ)』が、アメリカで権威のあるウィル・アイズナー賞を受賞。今回の『トンネル』は2022年にアングレーム国際漫画祭公式セレクションにノミネート。彼女の作品は、世界で15か国語に翻訳・出版されている。ベッツァレール・アート・デザイン・アカデミーで教鞭も取る。 訳:バヴア 井川アティアス翔と戸澤典子がイスラエル・テルアビブをベースに活動するグラフィックノベル制作ユニット。井川はアメリカのイースタン・メノナイト大学で紛争解決の修士課程を修了、現在はイスラエルの公立高校で英語を教えている。戸澤は東京大学大学院総合文化研究科博士課程に在籍、移民の研究を行っている。著書に『誰も知らないイスラエル:「究極の移民国家」を生きる』(花伝社)がある。「ISRAERUウェブマガジン」に「グラフィックノベルで綴るイスラエル」という連載を掲載。現在、日本にルーツを持つ移民の物語を製作中。 《書籍の詳細について》 http://thousandsofbooks.jp/project/tunnels/ 《書籍のお届けについて》 ご注文が確定してから3営業日以内に発送します。 《この書籍について》 書名:トンネル 作:ルトゥ・モダン 訳:バヴア 発行年:2024年7月 仕様:B5変形版/並製本/280ページ/4色 ジャンル:外国文学/グラフィックノベル ISBN:978-4-909125-52-1
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【電子書籍】トンネル
¥2,750
【 試し読み公開中:https://hanmoto9.tameshiyo.me/9784909125521 】 《電子書籍のお届けについて》 PDFファイルでの納品となります。 購入された方には電子書籍ダウンロード用のリンクをメールでお送りいたします。リンクをクリックすると画像認証のページが立ち上がりますので、画像に表示されている文字をフォームに入力し、ファイルをダウンロードしてください。 メールはご注文が確定してから3営業日以内にお送りします。 《電子書籍の読み方について》 当サイトで販売している電子書籍ファイルは、パソコンやスマートフォン、電子書籍専用端末などお好きな端末の電子書籍リーダーアプリでご覧いただけます。 くわしくはこちらをご覧ください。 http://thousandsofbooks.jp/faq/#ebook イスラエルとパレスチナの地下トンネルで鉢合わせた2つの民族 失われた契約の箱を求めて 主人公ニリは、幼い頃、考古学者の父親を手伝い、幻の「契約の箱」探しに従事したが、民衆蜂起(インティファーダ)が勃発し、世紀の発見をする機会を逃してしまった。 それから長い年月が経ったある日、ひょんなことから、かつて父が所有していた「契約の箱」のありかを示す石板が、父のライバルである大学教授のラフィに売りに出されることが判明する。ニリはラフィより先に「契約の箱」を見つけ、父が実現できなかった「契約の箱」発掘をなしとげようと決意するが——。 長い受難の歴史の上に成り立ち、今なお紛争の舞台となっているイスラエル・パレスチナの地下に輻輳するいくつものトンネルをめぐる冒険譚。両民族の対立の奥底に存在するつながりを示唆するイスラエルを代表する漫画作家ルトゥ・モダンのグラフィックノベル本邦初邦訳。 著:ルトゥ・モダン(Rutu Modan) 1966年イスラエル、テルアビブ生まれ。ベッツァレール・アート・デザイン・アカデミーを卒業。イスラエルや欧米の著名な雑誌や新聞にイラストやマンガを掲載する他、絵本やグラフィックノベルも出版する。2008年に『Exit Wounds(エグジット・ウンズ)』が、2013年には『Property(プロパティ)』が、アメリカで権威のあるウィル・アイズナー賞を受賞。今回の『トンネル』は2022年にアングレーム国際漫画祭公式セレクションにノミネート。彼女の作品は、世界で15か国語に翻訳・出版されている。ベッツァレール・アート・デザイン・アカデミーで教鞭も取る。 訳:バヴア 井川アティアス翔と戸澤典子がイスラエル・テルアビブをベースに活動するグラフィックノベル制作ユニット。井川はアメリカのイースタン・メノナイト大学で紛争解決の修士課程を修了、現在はイスラエルの公立高校で英語を教えている。戸澤は東京大学大学院総合文化研究科博士課程に在籍、移民の研究を行っている。著書に『誰も知らないイスラエル:「究極の移民国家」を生きる』(花伝社)がある。「ISRAERUウェブマガジン」に「グラフィックノベルで綴るイスラエル」という連載を掲載。現在、日本にルーツを持つ移民の物語を製作中。 《書籍の詳細について》 http://thousandsofbooks.jp/project/tunnels/ 《書籍のお届けについて》 電子書籍ダウンロード用リンクのメールはご注文が確定してから3営業日以内にお送りします。 《この書籍について》 書名:トンネル 作:ルトゥ・モダン 訳:バヴア 発行年:2024年7月 仕様:B5変形版/並製本/280ページ/4色 ジャンル:外国文学/グラフィックノベル ISBN:978-4-909125-52-1
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【書籍】どうぶつえん
¥1,980
【 試し読み公開中:https://hanmoto.tameshiyo.me/9784909125484 】 ここはふしぎなどうぶつえん。 同じどうぶつえんにいるのに、見えるものは違うもの!? 国際アンデルセン賞画家賞を受賞しているスージー・リー。 挑戦的で実験的な絵本作家として世界的に有名で、邦訳作品に『なみ』『かげ』『せん』などがあり、国内でも人気です。 みんな同じどうぶつえんにいるはずなのに、それぞれ見えるものや聞こえるものは違うものなの? シンプルな文書と繊細で美しいイラストで、その見事なパラレル・ワールドを表現します。 世界各国で翻訳され、大人と子どもが一緒に楽しめる名作絵本の邦訳版が誕生! 緻密に構築されたスージー・リーの「どうぶつえん」 2022年、「小さなノーベル賞」と呼ばれる国際アンデルセン賞画家賞を受賞したスージー・リーは、今、世界で最も注目を集める絵本作家のひとりです。スージー・リーの挑戦的実験的な現代絵本創作の歴史は、絵本というメディアの可能性を押し広げただけでなく、韓国初の国際アンデルセン賞受賞という快挙で、韓国社会における絵本作家の地位の確立および認知度の向上に大きく貢献しました 絵本『동물원(どうぶつえん)』は、文字なし絵本で有名なスージー・リーの初の韓国語絵本で、2004年に韓国の出版社ビリョンソから刊行されました。 その前年2003年にイタリア・コッライーニ社から出版した文字なし絵本『Mirror(かがみ)』は、本のノドを現実と空想・想像の世界の境界に見立てた絵本づくりを特徴としており、2008年と2010年にアメリカ・クロニクルブックス社から出版してニューヨーク・タイムズ最優秀絵本賞を受賞する『Wave(なみ)』と『Shadow(かげ)』と合わせて、「境界絵本3部作」と呼ばれる彼女の代表作となりました。 文も絵もスージー・リーが手掛けた韓国語絵本デビュー作『동물원(どうぶつえん)』には、代表作「境界絵本3部作」に共通する、スカート姿のこどもの原型が描かれます。親ではない誰かといっしょに跳ねたり踊ったりして遊ぶというモチーフも共有しています。異なるのは、こどもの声による語りがある点で、親の見ている世界とは異なる、いわゆるパラレル・ワールドから聞こえてくる声が、絵本のなかをいきいきと響きわたります。現実と虚構の境界なんて、最初からなかったのではないかしら? さまざまなドラマがあるけれど、最後は必ずユーモアが残る。スージー・リー現代絵本の真髄を、ぜひ『동물원(どうぶつえん)』で味わってほしいと思います。これまでに、アメリカ、フランス、スペイン、メキシコ、台湾、中国で翻訳出版されており、アメリカでは「2008年全米英語(国語)教師評議会が薦めるこどもの本」にも選出されています。 どうして 絵本をよむの? しつけ の ため? いいえ、 しかけ を 遊ぶため。 実在の「서울어린이대공원(ソウルこども大公園)」をモデルにしたと言われる、作品冒頭部の動物園出入口付近の風景はたいへん魅惑的で、思い思いのスタイルで広場に集う老若男女が登場します。ベビーカーのこどもとお母さん。幼稚園教諭と園児のグループ。芝生で宴会を始める2人組と注意する警備員。われわれよみ手にカメラのレンズを向けてくるおじさんもいます。ひとりひとりの息遣いまで聞こえてきそうな群像劇を、スージー・リーはみごとに描きます。 物語は、こどもがママとパパと動物園にやって来るところから始まります。やがて、こどもは孔雀と連れ立ち、どこかほかの「どうぶつえん」へと繰り出します。こどもをさがしまわるママとパパ。動物との遊びに興じるこども。ページをめくるたびに、現実と虚構の境界が見えたり見えなくなったり…。 現代絵本の名プロデューサー、スージー・リーが提案するのは、絵本を遊ぶこと。1羽の孔雀が冒頭から結末までよみ手をエスコートして「どうぶつえん」を楽しませてくれます。 著:スージー・リー(Suzy Lee) ソウル生まれ。2022年国際アンデルセン賞画家賞受賞。代表作に文字なし絵本『かげ』『なみ』(ともに講談社)『せん』(岩波書店)他あり。本作『どうぶつえん』は韓国語絵本デビュー作であり、2004年に韓国の出版社ビリョンソから刊行された。これまでにアメリカ、フランス、スペイン、メキシコ、台湾、中国で翻訳出版され、「2008年全米英語(国語)教師評議会が薦めるこどもの本」に選出されている。 訳:姜 汶政(かん むんじょん) 釜山出身。弁護士法人オルビス勤務。進学を機に来日。大阪教育大学大学院研究科修士課程国語教育専攻修了。現在は大阪市在住。 訳:松岡 礼子(まつおか・れいこ) 愛知県生まれ。至学館大学准教授、至学館大学附属図書館長、おおぶ文化交流の杜図書運営委員。共訳・分担執筆に『マルチモダリティ』『書くことの力をはぐくむマルチモーダル・アプローチ』(ともに溪水社)他あり。JBBY(日本国際児童図書評議会)会員。 《書籍の詳細について》 http://thousandsofbooks.jp/project/thezoo/ 《書籍のお届けについて》 ご注文が確定してから3営業日以内に発送します。 《この書籍について》 書名: どうぶつえん 作:スージー・リー 訳:姜汶政、松岡礼子 発行年:2024年3月 仕様:A4変形判/上製本/32ページ/4色 ジャンル:絵本/フィクション ISBN:978−4−909125−48−4
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【電子書籍】どうぶつえん
¥1,760
【 試し読み公開中:https://hanmoto.tameshiyo.me/9784909125484 】 《電子書籍のお届けについて》 PDFファイルでの納品となります。 購入された方には電子書籍ダウンロード用のリンクをメールでお送りいたします。リンクをクリックすると画像認証のページが立ち上がりますので、画像に表示されている文字をフォームに入力し、ファイルをダウンロードしてください。 メールはご注文が確定してから3営業日以内にお送りします。 《電子書籍の読み方について》 当サイトで販売している電子書籍ファイルは、パソコンやスマートフォン、電子書籍専用端末などお好きな端末の電子書籍リーダーアプリでご覧いただけます。 くわしくはこちらをご覧ください。 http://thousandsofbooks.jp/faq/#ebook ここはふしぎなどうぶつえん。 同じどうぶつえんにいるのに、見えるものは違うもの!? 国際アンデルセン賞画家賞を受賞しているスージー・リー。 挑戦的で実験的な絵本作家として世界的に有名で、邦訳作品に『なみ』『かげ』『せん』などがあり、国内でも人気です。 みんな同じどうぶつえんにいるはずなのに、それぞれ見えるものや聞こえるものは違うものなの? シンプルな文書と繊細で美しいイラストで、その見事なパラレル・ワールドを表現します。 世界各国で翻訳され、大人と子どもが一緒に楽しめる名作絵本の邦訳版が誕生! 緻密に構築されたスージー・リーの「どうぶつえん」 2022年、「小さなノーベル賞」と呼ばれる国際アンデルセン賞画家賞を受賞したスージー・リーは、今、世界で最も注目を集める絵本作家のひとりです。スージー・リーの挑戦的実験的な現代絵本創作の歴史は、絵本というメディアの可能性を押し広げただけでなく、韓国初の国際アンデルセン賞受賞という快挙で、韓国社会における絵本作家の地位の確立および認知度の向上に大きく貢献しました 絵本『동물원(どうぶつえん)』は、文字なし絵本で有名なスージー・リーの初の韓国語絵本で、2004年に韓国の出版社ビリョンソから刊行されました。 その前年2003年にイタリア・コッライーニ社から出版した文字なし絵本『Mirror(かがみ)』は、本のノドを現実と空想・想像の世界の境界に見立てた絵本づくりを特徴としており、2008年と2010年にアメリカ・クロニクルブックス社から出版してニューヨーク・タイムズ最優秀絵本賞を受賞する『Wave(なみ)』と『Shadow(かげ)』と合わせて、「境界絵本3部作」と呼ばれる彼女の代表作となりました。 文も絵もスージー・リーが手掛けた韓国語絵本デビュー作『동물원(どうぶつえん)』には、代表作「境界絵本3部作」に共通する、スカート姿のこどもの原型が描かれます。親ではない誰かといっしょに跳ねたり踊ったりして遊ぶというモチーフも共有しています。異なるのは、こどもの声による語りがある点で、親の見ている世界とは異なる、いわゆるパラレル・ワールドから聞こえてくる声が、絵本のなかをいきいきと響きわたります。現実と虚構の境界なんて、最初からなかったのではないかしら? さまざまなドラマがあるけれど、最後は必ずユーモアが残る。スージー・リー現代絵本の真髄を、ぜひ『동물원(どうぶつえん)』で味わってほしいと思います。これまでに、アメリカ、フランス、スペイン、メキシコ、台湾、中国で翻訳出版されており、アメリカでは「2008年全米英語(国語)教師評議会が薦めるこどもの本」にも選出されています。 どうして 絵本をよむの? しつけ の ため? いいえ、 しかけ を 遊ぶため。 実在の「서울어린이대공원(ソウルこども大公園)」をモデルにしたと言われる、作品冒頭部の動物園出入口付近の風景はたいへん魅惑的で、思い思いのスタイルで広場に集う老若男女が登場します。ベビーカーのこどもとお母さん。幼稚園教諭と園児のグループ。芝生で宴会を始める2人組と注意する警備員。われわれよみ手にカメラのレンズを向けてくるおじさんもいます。ひとりひとりの息遣いまで聞こえてきそうな群像劇を、スージー・リーはみごとに描きます。 物語は、こどもがママとパパと動物園にやって来るところから始まります。やがて、こどもは孔雀と連れ立ち、どこかほかの「どうぶつえん」へと繰り出します。こどもをさがしまわるママとパパ。動物との遊びに興じるこども。ページをめくるたびに、現実と虚構の境界が見えたり見えなくなったり…。 現代絵本の名プロデューサー、スージー・リーが提案するのは、絵本を遊ぶこと。1羽の孔雀が冒頭から結末までよみ手をエスコートして「どうぶつえん」を楽しませてくれます。 著:スージー・リー(Suzy Lee) ソウル生まれ。2022年国際アンデルセン賞画家賞受賞。代表作に文字なし絵本『かげ』『なみ』(ともに講談社)『せん』(岩波書店)他あり。本作『どうぶつえん』は韓国語絵本デビュー作であり、2004年に韓国の出版社ビリョンソから刊行された。これまでにアメリカ、フランス、スペイン、メキシコ、台湾、中国で翻訳出版され、「2008年全米英語(国語)教師評議会が薦めるこどもの本」に選出されている。 訳:姜 汶政(かん むんじょん) 釜山出身。弁護士法人オルビス勤務。進学を機に来日。大阪教育大学大学院研究科修士課程国語教育専攻修了。現在は大阪市在住。 訳:松岡 礼子(まつおか・れいこ) 愛知県生まれ。至学館大学准教授、至学館大学附属図書館長、おおぶ文化交流の杜図書運営委員。共訳・分担執筆に『マルチモダリティ』『書くことの力をはぐくむマルチモーダル・アプローチ』(ともに溪水社)他あり。JBBY(日本国際児童図書評議会)会員。 《書籍の詳細について》 http://thousandsofbooks.jp/project/thezoo/ 《書籍のお届けについて》 電子書籍ダウンロード用リンクのメールはご注文が確定してから3営業日以内にお送りします。 《この書籍について》 書名: どうぶつえん 作:スージー・リー 訳:姜汶政、松岡礼子 発行年:2024年3月 仕様:A4変形判/上製本/32ページ/4色 ジャンル:絵本/フィクション ISBN:978−4−909125−48−4
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【書籍】ぼくに流れる氷
¥2,530
状況を変えるのはぼく次第。 恐怖に支配されるままなんてだめだ。 人生の手綱は自分でとるべきなんだ。 ゲイというセクシュアリティをどうしても受け入れることができない、高校生のダリオ。親友オスカルとは「秘密の関係」を楽しんでいたが、ある事件がきっかけでその関係が崩れ出していく。早くに両親を亡くしてしまい、たった一人の家族は毎週教会に通う祖母だけ。ゲイバレして、親友も家族もなくしてしまうことを恐れていたダリオにもやがて転機が訪れる。 著:マイク・ライトウッド(Mike Lightwood) ブロガー、翻訳家。ネットを通して知り合った若者たちの体験を下敷きに『ぼくを燃やす炎』(原題:El fuego en el que ardo)を書き上げて以来、続々と小説を発表。 Lo que nunca fuimos(ぼくたちが決してならなかったもの)で第1回 LGTBI 電子文学賞を受賞した。近年では SF、ユーモア小説を手掛けるなどジャンルを広げている。 翻訳:村岡直子(むらおか なおこ) 兵庫県出身、同志社大学文学部卒業。スペイン語翻訳者、講師、校正者。訳書に『雌犬』(ピラール・キンタナ著、国書刊行会)、『ガラスの虎たち』(トニ・ヒル著、小学館)、『ラスト・ウェイ・アウト』(フェデリコ・アシャット著、早川書房)、共訳書に『地政学の思考法』(ペドロ・バーニョス著、講談社)などがある。 《書籍の詳細について》 http://thousandsofbooks.jp/project/hielo/ 《書籍のお届けについて》 ご注文が確定してから3営業日以内に発送します。 《この書籍について》 書名:ぼくに流れる氷 作:マイク・ライトウッド(Mike Lightwood) 訳:村岡直子 発行年:2023年10月 仕様:四六判/並製本/602ページ ジャンル:フィクション(ヤング・アダルト15歳以上) ISBN:978-4-909125-45-3 姉妹編『ぼくを燃やす炎』
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【電子書籍】ぼくに流れる氷
¥1,980
《電子書籍のお届けについて》 EPUBファイル、PDFファイルでの納品となります。 購入された方には電子書籍ダウンロード用のリンクをメールでお送りいたします。リンクをクリックすると画像認証のページが立ち上がりますので、画像に表示されている文字をフォームに入力し、ファイルをダウンロードしてください。 メールはご注文が確定してから3営業日以内にお送りします。 《電子書籍の読み方について》 当サイトで販売している電子書籍ファイルは、パソコンやスマートフォン、電子書籍専用端末などお好きな端末の電子書籍リーダーアプリでご覧いただけます。 くわしくはこちらをご覧ください。 http://thousandsofbooks.jp/faq/#ebook 状況を変えるのはぼく次第。 恐怖に支配されるままなんてだめだ。 人生の手綱は自分でとるべきなんだ。 ゲイというセクシュアリティをどうしても受け入れることができない、高校生のダリオ。親友オスカルとは「秘密の関係」を楽しんでいたが、ある事件がきっかけでその関係が崩れ出していく。早くに両親を亡くしてしまい、たった一人の家族は毎週教会に通う祖母だけ。ゲイバレして、親友も家族もなくしてしまうことを恐れていたダリオにもやがて転機が訪れる。 著:マイク・ライトウッド(Mike Lightwood) ブロガー、翻訳家。ネットを通して知り合った若者たちの体験を下敷きに『ぼくを燃やす炎』(原題:El fuego en el que ardo)を書き上げて以来、続々と小説を発表。 Lo que nunca fuimos(ぼくたちが決してならなかったもの)で第1回 LGTBI 電子文学賞を受賞した。近年では SF、ユーモア小説を手掛けるなどジャンルを広げている。 翻訳:村岡直子(むらおか なおこ) 兵庫県出身、同志社大学文学部卒業。スペイン語翻訳者、講師、校正者。訳書に『雌犬』(ピラール・キンタナ著、国書刊行会)、『ガラスの虎たち』(トニ・ヒル著、小学館)、『ラスト・ウェイ・アウト』(フェデリコ・アシャット著、早川書房)、共訳書に『地政学の思考法』(ペドロ・バーニョス著、講談社)などがある。 《書籍の詳細について》 http://thousandsofbooks.jp/project/hielo/ 《この書籍について》 書名:ぼくに流れる氷 作:マイク・ライトウッド(Mike Lightwood) 訳:村岡直子 発行年:2023年10月 仕様:四六判/並製本/602ページ ジャンル:フィクション(ヤング・アダルト15歳以上) ISBN:978-4-909125-45-3 姉妹編『ぼくを燃やす炎』
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【書籍】ぼくを燃やす炎
¥2,530
ぼくたちは、自分のいちばんいいところを隠しながらでないと 日々を生きられない世界に住んでいる−−。 ある事件がきっかけで突然ゲイバレしてしまい、これまでの生活が一転してしまう高校生のオスカル。そのきっかけを作ったのは、なんと、想いを寄せて「秘密の関係」を楽しんでいた親友ダリオ。 ゲイバレ後の地獄のような日々に耐えきれず、心の痛みを紛らわすために体の痛みを選び出すオスカルだったが、一歩踏み出した新しい世界からは、希望の光が差し込んでくる! 著:マイク・ライトウッド(Mike Lightwood) ブロガー、翻訳家。ネットを通して知り合った若者たちの体験を下敷きに『ぼくを燃やす炎』(原題:El fuego en el que ardo)を書き上げて以来、続々と小説を発表。 Lo que nunca fuimos(ぼくたちが決してならなかったもの)で第1回 LGTBI 電子文学賞を受賞した。近年では SF、ユーモア小説を手掛けるなどジャンルを広げている。 翻訳:村岡直子(むらおか なおこ) 兵庫県出身、同志社大学文学部卒業。スペイン語翻訳者、講師、校正者。訳書に『雌犬』(ピラール・キンタナ著、国書刊行会)、『ガラスの虎たち』(トニ・ヒル著、小学館)、『ラスト・ウェイ・アウト』(フェデリコ・アシャット著、早川書房)、共訳書に『地政学の思考法』(ペドロ・バーニョス著、講談社)などがある。 《書籍の詳細について》 http://thousandsofbooks.jp/project/fuego/ 《書籍のお届けについて》 ご注文が確定してから3営業日以内に発送します。 《この書籍について》 書名:ぼくを燃やす炎 著者:マイク・ライトウッド 翻訳:村岡直子 発行年:2023年10月 仕様:四六判/並製本/574ページ ジャンル:フィクション ISBN:978-4-909125-44-6 ※本書は、2018年2月に刊行した『ぼくを燃やす炎』の改訂版として発行されました。 姉妹編『ぼくに流れる氷』
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【電子書籍】ぼくを燃やす炎
¥1,980
《電子書籍のお届けについて》 EPUBファイル、PDFファイルでの納品となります。 購入された方には電子書籍ダウンロード用のリンクをメールでお送りいたします。リンクをクリックすると画像認証のページが立ち上がりますので、画像に表示されている文字をフォームに入力し、ファイルをダウンロードしてください。 メールはご注文が確定してから3営業日以内にお送りします。 《電子書籍の読み方について》 当サイトで販売している電子書籍ファイルは、パソコンやスマートフォン、電子書籍専用端末などお好きな端末の電子書籍リーダーアプリでご覧いただけます。 くわしくはこちらをご覧ください。 http://thousandsofbooks.jp/faq/#ebook ぼくたちは、自分のいちばんいいところを隠しながらでないと 日々を生きられない世界に住んでいる−−。 ある事件がきっかけで突然ゲイバレしてしまい、これまでの生活が一転してしまう高校生のオスカル。そのきっかけを作ったのは、なんと、想いを寄せて「秘密の関係」を楽しんでいた親友ダリオ。 ゲイバレ後の地獄のような日々に耐えきれず、心の痛みを紛らわすために体の痛みを選び出すオスカルだったが、一歩踏み出した新しい世界からは、希望の光が差し込んでくる! 著:マイク・ライトウッド(Mike Lightwood) ブロガー、翻訳家。ネットを通して知り合った若者たちの体験を下敷きに『ぼくを燃やす炎』(原題:El fuego en el que ardo)を書き上げて以来、続々と小説を発表。 Lo que nunca fuimos(ぼくたちが決してならなかったもの)で第1回 LGTBI 電子文学賞を受賞した。近年では SF、ユーモア小説を手掛けるなどジャンルを広げている。 翻訳:村岡直子(むらおか なおこ) 兵庫県出身、同志社大学文学部卒業。スペイン語翻訳者、講師、校正者。訳書に『雌犬』(ピラール・キンタナ著、国書刊行会)、『ガラスの虎たち』(トニ・ヒル著、小学館)、『ラスト・ウェイ・アウト』(フェデリコ・アシャット著、早川書房)、共訳書に『地政学の思考法』(ペドロ・バーニョス著、講談社)などがある。 《書籍の詳細について》 http://thousandsofbooks.jp/project/fuego/ 《この書籍について》 書名:ぼくを燃やす炎 著者:マイク・ライトウッド 翻訳:村岡直子 発行年:2023年10月 仕様:四六判/並製本/574ページ ジャンル:フィクション ISBN:978-4-909125-44-6 ※本書は、2018年2月に刊行した『ぼくを燃やす炎』の改訂版として発行されました。 姉妹編『ぼくに流れる氷』
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【書籍】綺譚花物語
¥1,760
【 試し読み公開中:https://hanmoto.tameshiyo.me/9784909125378 】 日本時代と現代、二つの時代を描く 台湾発 至上の百合漫画 昭和11年。「高等女学校」「日本への進学」「職業婦人」といった「新しい未来」が少女たちの前に輝かしく提示され、それでもその未来への扉を開くか否かの選択は決して少女たちの自由意思にはゆだねられていなかった時代。 第一作「地上にて永遠に」 台中女学校に通う詠恩(インウン)と英子(えいこ)。仲の良い先輩後輩である二人だが、卒業後に二人を待つ未来はいずれも結婚であり、詠恩の卒業後は再び会えるかどうかもわからない。そんな二人の再会は、予想外の形で叶えられることに。 第二作「乙女の祈り」 同じく台中女学校の同級生である日本人の茉莉(まり)と台湾人の荷舟(かしゅう)。荷舟は卒業後も補習科に一年通い教師を目指す予定だったが、茉莉を待つ未来は東京での結婚だった。荷舟との別離を拒む茉莉は、とある禁忌に手を伸ばす。 第三作「小夜啼き鳥」 台中市内の林家の屋敷で「奥様」として優雅に暮らす若き妾の蘭鶯(ランイン)と、跡取りの「お嬢様」である女流詩人の雁聲(ガンシン)。かつて台中女学校を受験し合格していながらも籠の鳥となる未来しか許されなかった蘭鶯は、一つの決意を胸に秘めていた。 第四作「夢の通い路」 そして時は経ち、現代の台中。「21世紀の自由な台湾」で、昭和11年には到底考えられなかった人生を送っている二人の女性、大学院生の蜜容(ミーロン)と小説家志望の阿貓(アーマオ)。だが、彼女達は本当に「自由」なのだろうか? 昭和11年の鳥籠は、形を変えて二人を捕えてはいないのだろうか? 〈台湾漫画について〉 日本時代を通じて台湾でも定着しつつあった漫画文化も、戒厳令下に於いてはその表現に厳しい制約を受ける。このため台湾では海賊版という形で流れ込み非公式に販売された日本漫画が非常に人気を博し、エロ、グロなどの要素も含めて漫画家たちに大きな影響を与えた。現在でも日本式の漫画文法は、アメコミスタイル、バンドデシネスタイルと並んで台湾漫画に於ける主流な文法の一つになっている。特に少女漫画に於いてはキャラクターデザインなども含め日本漫画の影響が大きい。 《著者・訳者プロフィール》 作画:星期一回収日(シーチーシイーフイショウリー) 台南人。一杯のブラックコーヒーが毎日欠かせないプロの漫画家兼イラストレーター。これまでの出版作品はオリジナル漫画『九命人―溺光』『粉紅緞帶』、ドラマ『戀愛沙塵暴』コミカライズ版。2015年に東立出版少年漫画部門金賞及びバハームトAGC大賞漫画部門銅賞を受賞してデビュー。2019年には『粉紅緞帶』が第10回金漫獎で年度年度漫画大賞と少女漫画賞を受賞。 原作:楊双子(ようふたご) 台湾の小説家であり、大衆文学とサブカルチャーの研究者。「楊双子」は双子の姉妹「楊若慈」「楊若暉」の共同ペンネーム。これまでの出版作品は『撈月之人』『花開時節』『花開少女華麗島』『臺灣漫遊錄』及びアンソロジー『華麗島軼聞:鍵』。 翻訳:黒木夏兒(くろきなつこ) 台湾BL小説『ロスト・コントロール~虚無仮説~』で翻訳デビュー後、『示見の眼』シリーズ、映画『太陽の子』、漫画『北城百畫帖~カフェーヒャッガドウ~』『書店本事』(共訳)、『TAIWAN FACE』(共訳)など台湾作品の翻訳を手掛ける。最新翻訳作品は『緑の牢獄 沖縄西表炭坑に眠る台湾の記憶』を翻訳。映画「緑の牢獄」及び、映画『緑の牢獄』。翻訳待機作品は台湾漫画『友繪の小梅屋備忘録(仮)』と『蘭人異聞録』 《書籍の詳細について》 http://thousandsofbooks.jp/project/hanamonogatari/ 《書籍のお届けについて》 ご注文が確定してから3営業日以内に発送します。 《この書籍について》 書名: 綺譚花物語 作画:星期一回収日 原作:楊双子 翻訳:黒木夏兒 仕様:並製本/A5判/242ページ 発行年:2022年10月 ジャンル:外国文学・コミック ISBN:978-4-909125-37-8
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【電子書籍】綺譚花物語
¥1,650
【 試し読み公開中:https://hanmoto.tameshiyo.me/9784909125378 】 《電子書籍のお届けについて》 PDFファイルでの納品となります。 購入された方には電子書籍ダウンロード用のリンクをメールでお送りいたします。リンクをクリックすると画像認証のページが立ち上がりますので、画像に表示されている文字をフォームに入力し、ファイルをダウンロードしてください。 メールはご注文が確定してから3営業日以内にお送りします。 《電子書籍の読み方について》 当サイトで販売している電子書籍ファイルは、パソコンやスマートフォン、電子書籍専用端末などお好きな端末の電子書籍リーダーアプリでご覧いただけます。 くわしい電子書籍の読み方についてはこちらをご覧ください。 http://thousandsofbooks.jp/faq/#ebook 日本時代と現代、二つの時代を描く 台湾発 至上の百合漫画 昭和11年。「高等女学校」「日本への進学」「職業婦人」といった「新しい未来」が少女たちの前に輝かしく提示され、それでもその未来への扉を開くか否かの選択は決して少女たちの自由意思にはゆだねられていなかった時代。 第一作「地上にて永遠に」 台中女学校に通う詠恩(インウン)と英子(えいこ)。仲の良い先輩後輩である二人だが、卒業後に二人を待つ未来はいずれも結婚であり、詠恩の卒業後は再び会えるかどうかもわからない。そんな二人の再会は、予想外の形で叶えられることに。 第二作「乙女の祈り」 同じく台中女学校の同級生である日本人の茉莉(まり)と台湾人の荷舟(かしゅう)。荷舟は卒業後も補習科に一年通い教師を目指す予定だったが、茉莉を待つ未来は東京での結婚だった。荷舟との別離を拒む茉莉は、とある禁忌に手を伸ばす。 第三作「小夜啼き鳥」 台中市内の林家の屋敷で「奥様」として優雅に暮らす若き妾の蘭鶯(ランイン)と、跡取りの「お嬢様」である女流詩人の雁聲(ガンシン)。かつて台中女学校を受験し合格していながらも籠の鳥となる未来しか許されなかった蘭鶯は、一つの決意を胸に秘めていた。 第四作「夢の通い路」 そして時は経ち、現代の台中。「21世紀の自由な台湾」で、昭和11年には到底考えられなかった人生を送っている二人の女性、大学院生の蜜容(ミーロン)と小説家志望の阿貓(アーマオ)。だが、彼女達は本当に「自由」なのだろうか? 昭和11年の鳥籠は、形を変えて二人を捕えてはいないのだろうか? 〈台湾漫画について〉 日本時代を通じて台湾でも定着しつつあった漫画文化も、戒厳令下に於いてはその表現に厳しい制約を受ける。このため台湾では海賊版という形で流れ込み非公式に販売された日本漫画が非常に人気を博し、エロ、グロなどの要素も含めて漫画家たちに大きな影響を与えた。現在でも日本式の漫画文法は、アメコミスタイル、バンドデシネスタイルと並んで台湾漫画に於ける主流な文法の一つになっている。特に少女漫画に於いてはキャラクターデザインなども含め日本漫画の影響が大きい。 《著者・訳者プロフィール》 作画:星期一回収日(シーチーシイーフイショウリー) 台南人。一杯のブラックコーヒーが毎日欠かせないプロの漫画家兼イラストレーター。これまでの出版作品はオリジナル漫画『九命人―溺光』『粉紅緞帶』、ドラマ『戀愛沙塵暴』コミカライズ版。2015年に東立出版少年漫画部門金賞及びバハームトAGC大賞漫画部門銅賞を受賞してデビュー。2019年には『粉紅緞帶』が第10回金漫獎で年度年度漫画大賞と少女漫画賞を受賞。 原作:楊双子(ようふたご) 台湾の小説家であり、大衆文学とサブカルチャーの研究者。「楊双子」は双子の姉妹「楊若慈」「楊若暉」の共同ペンネーム。これまでの出版作品は『撈月之人』『花開時節』『花開少女華麗島』『臺灣漫遊錄』及びアンソロジー『華麗島軼聞:鍵』。 翻訳:黒木夏兒(くろきなつこ) 台湾BL小説『ロスト・コントロール~虚無仮説~』で翻訳デビュー後、『示見の眼』シリーズ、映画『太陽の子』、漫画『北城百畫帖~カフェーヒャッガドウ~』『書店本事』(共訳)、『TAIWAN FACE』(共訳)など台湾作品の翻訳を手掛ける。最新翻訳作品は『緑の牢獄 沖縄西表炭坑に眠る台湾の記憶』を翻訳。映画「緑の牢獄」及び、映画『緑の牢獄』。翻訳待機作品は台湾漫画『友繪の小梅屋備忘録(仮)』と『蘭人異聞録』 《書籍の詳細について》 http://thousandsofbooks.jp/project/hanamonogatari/ 《この書籍について》 書名: 綺譚花物語 作画:星期一回収日 原作:楊双子 翻訳:黒木夏兒 仕様:並製本/A5判/242ページ 発行年:2022年10月 ジャンル:外国文学・コミック ISBN:978-4-909125-37-8
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【書籍】グラーキの黙示1
¥2,420
英国南西部、セヴァン・ヴァレーを覆う影 ラムジー・キャンベル珠玉の作品集 【 試し読み公開中:https://hanmoto9.tameshiyo.me/9784909125347 】 自分の家に引き返し、埃を払って背表紙を確認した。どうやら、同じ装丁の全集本がぜんぶで十一冊並んでいるらしい。書名は『グラーキの黙示録』だった。一巻目を開くと、それはじつは旧式のルーズリーフ・ノートで、どのページも古ぼけた手書き文字で埋め尽くされていた。読み始めて——五冊目を読み終えた時には、もう外が暗くなっていた。 ここで、それに何が書いてあったのかは説明しない。クリスマスに来てくれれば、自分の目で確かめられるだろうから——いやあ、いちど読み始めたら、最後まで夢中になるはずだ 「湖の住人」(尾之上浩司・訳)より 英国南西部、セヴァン・ヴァレーを覆う影——H・P・ラヴクラフトの死から四半世紀を経て、アーカムハウスより鮮烈なデビューを飾ったラムジー・キャンベルの、ラヴクラフトの影響の色濃い初期作品を中心に編まれた珠玉のクトゥルー神話作品集がついに邦訳。湖に棲みつく星界よりの怪物が告げる黙示の数々が、今ここに明かされる。全21編のうち、第1巻には「ハイ・ストリートの教会」「湖の住人」「ムーン・レンズ」など11編を収録 【グラーキの黙示1 収録作品】 「ハイ・ストリートの教会 The Church in High Street」(1962) 「城の部屋 The Room in the Castle」 (1964) 「橋の恐怖 The Horror from the Bridge」(1964) 「昆虫族、シャッガイより来たる The Insects from Shaggai」 (1964) 「ヴェールを剝ぎ取るもの The Render of the Veils」(1964) 「湖の住人 The Inhabitant of the Lake」(1964) 「奏音領域 The Plain of Sound」 (1964) 「魔女の帰還 The Return of the Witch」(1964) 「ユゴスの坑(あな) The Mine on Yuggoth」 (1964) 「スタンリー・ブルックの遺志 The Will of Stanley Brooke」(1964) 「ムーン=レンズ The Moon-Lens」(1964) 『グラーキの黙示2』についてはこちらから http://thousandsofbooks.jp/project/glaaki2/ 《著者・訳者プロフィール》 著:ラムジー・キャンベル(Ramsey Campbell) 1946 年、英国マージーサイド州のリヴァプールに生まれる。幼少期から怪奇小説に耽溺し、15 歳の頃、アーカムハウスに作品を送ってA・W・ダーレスに注目され、彼の指導のもと作家デビューを果たす。クトゥルー神話作家としては、英国南西部グロスターシャーの、セヴァン・ヴァレー界隈を舞台にした作品群で知られる。英国幻想文学協会の終身会長を務める同国ホラー界の重鎮で、近年もクトゥルー神話作品を発表し続けている。代表作に、長編では『暗闇の嗤いThe Grin of the Dark』(2008 年度英国幻想文学大賞受賞)、短編集では『恐怖とふたりきりAlone with the Horrors』(1994 年度世界幻想文学大賞受賞)があるが、これらの作品を含めて未邦訳のものが多い。 https://knibbworld.com/campbell/ 監訳:森瀬 繚(もりせ・りょう) ライター、翻訳家。TV アニメやゲームのシナリオ/小説の執筆の他、各種媒体の作品で神話・歴史考証に携わる。クトゥルー神話研究家として数多くの著書があり、翻訳者としてはS・T・ヨシ『H・P・ラヴクラフト大事典』(日本語版監修、エンターブレイン)、ブライアン・ラムレイ『幻夢の英雄』(青心社)、H・P・ラヴクラフト作品集「新訳クトゥルー神話コレクション」(星海社、既刊5 冊)などがある。 http://chronocraft.jp/ 《書籍の詳細について》 http://thousandsofbooks.jp/project/glaaki2/ 《書籍のお届けについて》 ご注文が確定してから3営業日以内に発送します。 《この書籍について》 書名:グラーキの黙示1 著:ラムジー・キャンベル 監訳:森瀬繚 訳:森瀬 繚、尾之上浩司 発行年:2022年2月 仕様:並製本/B6判/384ページ ジャンル:外国文学・フィクション ISBN:978-4-909125-34-7
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【電子書籍】グラーキの黙示1
¥1,760
英国南西部、セヴァン・ヴァレーを覆う影 ラムジー・キャンベル珠玉の作品集 【 試し読み公開中:https://hanmoto9.tameshiyo.me/9784909125347 】 《電子書籍のお届けについて》 EPUB、PDFファイルでの納品となります。 購入された方には電子書籍ダウンロード用のリンクをメールでお送りいたします。リンクをクリックすると画像認証のページが立ち上がりますので、画像に表示されている文字をフォームに入力し、ファイルをダウンロードしてください。 メールはご注文が確定してから3営業日以内にお送りします。 《電子書籍の読み方について》 当サイトで販売している電子書籍ファイルは、パソコンやスマートフォン、電子書籍専用端末などお好きな端末の電子書籍リーダーアプリでご覧いただけます。 くわしい電子書籍の読み方についてはこちらをご覧ください。 http://thousandsofbooks.jp/faq/#ebook 自分の家に引き返し、埃を払って背表紙を確認した。どうやら、同じ装丁の全集本がぜんぶで十一冊並んでいるらしい。書名は『グラーキの黙示録』だった。一巻目を開くと、それはじつは旧式のルーズリーフ・ノートで、どのページも古ぼけた手書き文字で埋め尽くされていた。読み始めて——五冊目を読み終えた時には、もう外が暗くなっていた。 ここで、それに何が書いてあったのかは説明しない。クリスマスに来てくれれば、自分の目で確かめられるだろうから——いやあ、いちど読み始めたら、最後まで夢中になるはずだ 「湖の住人」(尾之上浩司・訳)より 英国南西部、セヴァン・ヴァレーを覆う影——H・P・ラヴクラフトの死から四半世紀を経て、アーカムハウスより鮮烈なデビューを飾ったラムジー・キャンベルの、ラヴクラフトの影響の色濃い初期作品を中心に編まれた珠玉のクトゥルー神話作品集がついに邦訳。湖に棲みつく星界よりの怪物が告げる黙示の数々が、今ここに明かされる。全21編のうち、第1巻には「ハイ・ストリートの教会」「湖の住人」「ムーン・レンズ」など11編を収録 【グラーキの黙示1 収録作品】 「ハイ・ストリートの教会 The Church in High Street」(1962) 「城の部屋 The Room in the Castle」 (1964) 「橋の恐怖 The Horror from the Bridge」(1964) 「昆虫族、シャッガイより来たる The Insects from Shaggai」 (1964) 「ヴェールを剝ぎ取るもの The Render of the Veils」(1964) 「湖の住人 The Inhabitant of the Lake」(1964) 「奏音領域 The Plain of Sound」 (1964) 「魔女の帰還 The Return of the Witch」(1964) 「ユゴスの坑(あな) The Mine on Yuggoth」 (1964) 「スタンリー・ブルックの遺志 The Will of Stanley Brooke」(1964) 「ムーン=レンズ The Moon-Lens」(1964) 『グラーキの黙示2』についてはこちらから http://thousandsofbooks.jp/project/glaaki2/ 《著者・訳者プロフィール》 著:ラムジー・キャンベル(Ramsey Campbell) 1946 年、英国マージーサイド州のリヴァプールに生まれる。幼少期から怪奇小説に耽溺し、15 歳の頃、アーカムハウスに作品を送ってA・W・ダーレスに注目され、彼の指導のもと作家デビューを果たす。クトゥルー神話作家としては、英国南西部グロスターシャーの、セヴァン・ヴァレー界隈を舞台にした作品群で知られる。英国幻想文学協会の終身会長を務める同国ホラー界の重鎮で、近年もクトゥルー神話作品を発表し続けている。代表作に、長編では『暗闇の嗤いThe Grin of the Dark』(2008 年度英国幻想文学大賞受賞)、短編集では『恐怖とふたりきりAlone with the Horrors』(1994 年度世界幻想文学大賞受賞)があるが、これらの作品を含めて未邦訳のものが多い。 https://knibbworld.com/campbell/ 監訳:森瀬 繚(もりせ・りょう) ライター、翻訳家。TV アニメやゲームのシナリオ/小説の執筆の他、各種媒体の作品で神話・歴史考証に携わる。クトゥルー神話研究家として数多くの著書があり、翻訳者としてはS・T・ヨシ『H・P・ラヴクラフト大事典』(日本語版監修、エンターブレイン)、ブライアン・ラムレイ『幻夢の英雄』(青心社)、H・P・ラヴクラフト作品集「新訳クトゥルー神話コレクション」(星海社、既刊5 冊)などがある。 http://chronocraft.jp/ 《書籍の詳細について》 http://thousandsofbooks.jp/project/glaaki2/ 《書籍のお届けについて》 メールはご注文が確定してから3営業日以内にお送りします。 《この書籍について》 書名:グラーキの黙示1 著:ラムジー・キャンベル 監訳:森瀬繚 訳:森瀬 繚、尾之上浩司 発行年:2022年2月 仕様:並製本/B6判/384ページ ジャンル:外国文学・フィクション ISBN:978-4-909125-34-7
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【書籍】グラーキの黙示2
¥2,420
20世紀後期のクトゥルー神話シーンを牽引した俊英 ラムジー・キャンベルの世界 【 試し読み公開中:https://hanmoto9.tameshiyo.me/784909125354 】 『グラーキの黙示録』について、知らないとは言わせませんよ。超自然的な指図のもとに執筆された、聖書のような本のことをね。全部で11巻しかない——ですが、これは12巻目なんです 「コールド・プリント」(森瀬 繚・訳)より グラーキ、ダオロス、アイホート、イゴーナロク、そしてグロース——英国南西部、グロスターシャーの風光明媚な田園地帯の闇に潜み棲む、禁断の経典『グラーキの黙示録』に記された恐るべきカルトの残滓が、人類社会を脅かす。英国ホラー界の重鎮ラムジー・キャンベルの、前期代表作の数々を収録した作品集の第2巻。「嵐の前に」「コールド・プリント」「誘引」「パイン・デューンズの顔」など10編を収録 【グラーキの黙示2 収録作品】 「島にある石 The Stone on the Island」(1964) 「嵐の前に Before the Storm」 (1980) 「コールド・プリント Cold Print」 (1969) 「フランクリンの章句(パラグラフ) The Franklyn Paragraphs」 (1973) 「窖(あなぐら)よりの狂気 A Madness from the Vaults」 (1972) 「絵の中に描かれていたもの―― Among the pictures are these」 (1980) 「誘引 The Tugging」 (1976) 「パイン・デューンズの顔 The Faces at Pine Dunes」 (1980) 「ブラック・アウト) Blacked Out」 (1984) 「暗転(砂浜の声 The Voice of the Beach」 (1982) 『グラーキの黙示1』についてはこちらから http://thousandsofbooks.jp/project/glaaki1/ 《著者・訳者プロフィール》 著:ラムジー・キャンベル(Ramsey Campbell) 1946 年、英国マージーサイド州のリヴァプールに生まれる。幼少期から怪奇小説に耽溺し、15 歳の頃、アーカムハウスに作品を送ってA・W・ダーレスに注目され、彼の指導のもと作家デビューを果たす。クトゥルー神話作家としては、英国南西部グロスターシャーの、セヴァン・ヴァレー界隈を舞台にした作品群で知られる。英国幻想文学協会の終身会長を務める同国ホラー界の重鎮で、近年もクトゥルー神話作品を発表し続けている。代表作に、長編では『暗闇の嗤いThe Grin of the Dark』(2008 年度英国幻想文学大賞受賞)、短編集では『恐怖とふたりきりAlone with the Horrors』(1994 年度世界幻想文学大賞受賞)があるが、これらの作品を含めて未邦訳のものが多い。 https://knibbworld.com/campbell/ 監訳:森瀬 繚(もりせ・りょう) ライター、翻訳家。TV アニメやゲームのシナリオ/小説の執筆の他、各種媒体の作品で神話・歴史考証に携わる。クトゥルー神話研究家として数多くの著書があり、翻訳者としてはS・T・ヨシ『H・P・ラヴクラフト大事典』(日本語版監修、エンターブレイン)、ブライアン・ラムレイ『幻夢の英雄』(青心社)、H・P・ラヴクラフト作品集「新訳クトゥルー神話コレクション」(星海社、既刊5 冊)などがある。 http://chronocraft.jp/ 《書籍の詳細について》 http://thousandsofbooks.jp/project/glaaki2/ 《書籍のお届けについて》 ご注文が確定してから3営業日以内に発送します。 《この書籍について》 書名:グラーキの黙示2 著:ラムジー・キャンベル 監訳:森瀬繚 訳:森瀬 繚、尾之上浩司、夏来健次、渦巻 栗、竹岡 啓 発行年:2022年2月 仕様:並製本/B6判/360ページ ジャンル:外国文学・フィクション ISBN:978-4-909125-35-4
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【電子書籍】グラーキの黙示2
¥1,760
20世紀後期のクトゥルー神話シーンを牽引した俊英 ラムジー・キャンベルの世界 【 試し読み公開中:https://hanmoto9.tameshiyo.me/784909125354 】 《電子書籍のお届けについて》 EPUB、PDFファイルでの納品となります。 購入された方には電子書籍ダウンロード用のリンクをメールでお送りいたします。リンクをクリックすると画像認証のページが立ち上がりますので、画像に表示されている文字をフォームに入力し、ファイルをダウンロードしてください。 メールはご注文が確定してから3営業日以内にお送りします。 《電子書籍の読み方について》 当サイトで販売している電子書籍ファイルは、パソコンやスマートフォン、電子書籍専用端末などお好きな端末の電子書籍リーダーアプリでご覧いただけます。 くわしい電子書籍の読み方についてはこちらをご覧ください。 http://thousandsofbooks.jp/faq/#ebook 『グラーキの黙示録』について、知らないとは言わせませんよ。超自然的な指図のもとに執筆された、聖書のような本のことをね。全部で11巻しかない——ですが、これは12巻目なんです 「コールド・プリント」(森瀬 繚・訳)より グラーキ、ダオロス、アイホート、イゴーナロク、そしてグロース——英国南西部、グロスターシャーの風光明媚な田園地帯の闇に潜み棲む、禁断の経典『グラーキの黙示録』に記された恐るべきカルトの残滓が、人類社会を脅かす。英国ホラー界の重鎮ラムジー・キャンベルの、前期代表作の数々を収録した作品集の第2巻。「嵐の前に」「コールド・プリント」「誘引」「パイン・デューンズの顔」など10編を収録 【グラーキの黙示2 収録作品】 「島にある石 The Stone on the Island」(1964) 「嵐の前に Before the Storm」 (1980) 「コールド・プリント Cold Print」 (1969) 「フランクリンの章句(パラグラフ) The Franklyn Paragraphs」 (1973) 「窖(あなぐら)よりの狂気 A Madness from the Vaults」 (1972) 「絵の中に描かれていたもの―― Among the pictures are these」 (1980) 「誘引 The Tugging」 (1976) 「パイン・デューンズの顔 The Faces at Pine Dunes」 (1980) 「ブラック・アウト) Blacked Out」 (1984) 「暗転(砂浜の声 The Voice of the Beach」 (1982) 『グラーキの黙示1』についてはこちらから http://thousandsofbooks.jp/project/glaaki1/ 《著者・訳者プロフィール》 著:ラムジー・キャンベル(Ramsey Campbell) 1946 年、英国マージーサイド州のリヴァプールに生まれる。幼少期から怪奇小説に耽溺し、15 歳の頃、アーカムハウスに作品を送ってA・W・ダーレスに注目され、彼の指導のもと作家デビューを果たす。クトゥルー神話作家としては、英国南西部グロスターシャーの、セヴァン・ヴァレー界隈を舞台にした作品群で知られる。英国幻想文学協会の終身会長を務める同国ホラー界の重鎮で、近年もクトゥルー神話作品を発表し続けている。代表作に、長編では『暗闇の嗤いThe Grin of the Dark』(2008 年度英国幻想文学大賞受賞)、短編集では『恐怖とふたりきりAlone with the Horrors』(1994 年度世界幻想文学大賞受賞)があるが、これらの作品を含めて未邦訳のものが多い。 https://knibbworld.com/campbell/ 監訳:森瀬 繚(もりせ・りょう) ライター、翻訳家。TV アニメやゲームのシナリオ/小説の執筆の他、各種媒体の作品で神話・歴史考証に携わる。クトゥルー神話研究家として数多くの著書があり、翻訳者としてはS・T・ヨシ『H・P・ラヴクラフト大事典』(日本語版監修、エンターブレイン)、ブライアン・ラムレイ『幻夢の英雄』(青心社)、H・P・ラヴクラフト作品集「新訳クトゥルー神話コレクション」(星海社、既刊5 冊)などがある。 http://chronocraft.jp/ 《書籍の詳細について》 http://thousandsofbooks.jp/project/glaaki2/ 《書籍のお届けについて》 メールはご注文が確定してから3営業日以内にお送りします。 《この書籍について》 書名:グラーキの黙示2 著:ラムジー・キャンベル 監訳:森瀬繚 訳:森瀬 繚、尾之上浩司、夏来健次、渦巻 栗、竹岡 啓 発行年:2022年2月 仕様:並製本/B6判/360ページ ジャンル:外国文学・フィクション ISBN:978-4-909125-35-4
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【書籍】五月の鷹
¥2,090
【 試し読み公開中:https://hanmoto9.tameshiyo.me/9784909125316 】 すべての女が最も望んでいることとは? アーサー王円卓きっての忠義の騎士ガウェインがかけられた謎を解く旅 アーサー王が北方の領主たちとのいくさに勝ち、ブリテン王となって国内に平和と秩序をうちたてようとしていた頃。アーサーの抱える円卓の騎士たちは、たびたび冒険を求めては旅に出、武勲をたてることをなによりの誇りとしていた。そのうちのひとりであるアーサー王の甥、モーゴースの息子であるガウェインは、旅のとちゅう悪天候にみまわれ、ゴーム谷に迷い込んでしまう。そこでグリムという男の屋敷に一晩身を寄せることになるのだが、グリムの計画にはめられてしまい……。 《著者・訳者プロフィール》 著:Ann Lawrence(アン・ローレンス) 1942年、イギリス生まれ。その作品に、15冊以上もの独創的なファンタジー小説、そしてガーディアン賞次席に選出された『五月の鷹』をはじめとする一連の児童書がある。44歳という若さで生涯を閉じたあともその作品は高く評価されつづけ、アメリカ、スウェーデン、日本でも刊行されている。 訳:斎藤 倫子(さいとう みちこ) 児童文学を中心に翻訳をしている。おもな訳書に、『メイおばちゃんの庭』(あかね書房)、『シカゴよりこわい町』(東京創元社)、『サースキの笛がきこえる』(偕成社)、『ダーウィンと出会った夏』(ほるぷ出版)、『わすれんぼうのねこモグ』(あすなろ書房)、『彼方の光』(偕成社)など。 《書籍の詳細について》 http://thousandsofbooks.jp/project/hawkofmay/ 《書籍のお届けについて》 ご注文が確定してから3営業日以内に発送します。 《この書籍について》 書名:五月の鷹 著:アン・ローレンス 訳:斎藤倫子 発行年:2021年10月 仕様:上製本/四六判/288ページ ジャンル:フィクション ISBN:978-4-909125-31-6
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【電子書籍】五月の鷹
¥1,760
《電子書籍のお届けについて》 EPUB、PDFファイルでの納品となります。 購入された方には電子書籍ダウンロード用のリンクをメールでお送りいたします。リンクをクリックすると画像認証のページが立ち上がりますので、画像に表示されている文字をフォームに入力し、ファイルをダウンロードしてください。 メールはご注文が確定してから3営業日以内にお送りします。 《電子書籍の読み方について》 当サイトで販売している電子書籍ファイルは、パソコンやスマートフォン、電子書籍専用端末などお好きな端末の電子書籍リーダーアプリでご覧いただけます。 くわしい電子書籍の読み方についてはこちらをご覧ください。 http://thousandsofbooks.jp/faq/#ebook すべての女が最も望んでいることとは? アーサー王円卓きっての忠義の騎士ガウェインがかけられた謎を解く旅 アーサー王が北方の領主たちとのいくさに勝ち、ブリテン王となって国内に平和と秩序をうちたてようとしていた頃。アーサーの抱える円卓の騎士たちは、たびたび冒険を求めては旅に出、武勲をたてることをなによりの誇りとしていた。そのうちのひとりであるアーサー王の甥、モーゴースの息子であるガウェインは、旅のとちゅう悪天候にみまわれ、ゴーム谷に迷い込んでしまう。そこでグリムという男の屋敷に一晩身を寄せることになるのだが、グリムの計画にはめられてしまい……。 《著者・訳者プロフィール》 著:Ann Lawrence(アン・ローレンス) 1942年、イギリス生まれ。その作品に、15冊以上もの独創的なファンタジー小説、そしてガーディアン賞次席に選出された『五月の鷹』をはじめとする一連の児童書がある。44歳という若さで生涯を閉じたあともその作品は高く評価されつづけ、アメリカ、スウェーデン、日本でも刊行されている。 訳:斎藤 倫子(さいとう みちこ) 児童文学を中心に翻訳をしている。おもな訳書に、『メイおばちゃんの庭』(あかね書房)、『シカゴよりこわい町』(東京創元社)、『サースキの笛がきこえる』(偕成社)、『ダーウィンと出会った夏』(ほるぷ出版)、『わすれんぼうのねこモグ』(あすなろ書房)、『彼方の光』(偕成社)など。 《書籍の詳細について》 http://thousandsofbooks.jp/project/hawkofmay/ 《この書籍について》 書名:五月の鷹 著:アン・ローレンス 訳:斎藤倫子 発行年:2021年10月 仕様:上製本/四六判/288ページ ジャンル:フィクション ISBN:978-4-909125-31-6
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【書籍】ビア・マーグス ービールに魅せられた修道士
¥2,640
【 試し読み公開中:https://hanmoto5.tameshiyo.me/9784909125286 】 中世ドイツの修道院を舞台に繰り広げられる ビール醸造にまつわるミステリー ビール醸造所で働く語り手。ある時醸造所内で、机の引き出しに古い書物を発見する。読んでいくとそれはなんと13世紀から代々ビール醸造家に受け継がれてきた当時の醸造家による手記であった。 13世紀のドイツ。貧しい農家の長男に生まれたニクラスは、母親と一緒にビール造りをするのが好きだった。もっとビールを造りたいと運よく修道院に入ることができ、一人前の醸造家になるべく修行を始める。当時ビール醸造技術が進んでいたヴァイエンシュテファン修道院、ザンクト・ガレン修道院へと移っていき、どんどんビール造りの腕を上げていくニクラス。だが行く先々には困難も待ち受けていた……。 ある時ニクラスとの意見の食い違いが元で仲たがいし、ニクラスを逆恨みしどこまでも執拗に追い詰める幼なじみのベルナルト。生涯をかけた2人の果し合いの行方は? 中世ドイツのビール造り、中世の世界が垣間見られる、そして主人公ニクラスの波乱万丈な人生と運命をミステリータッチで描く小説。 《著者・訳者プロフィール》 著:ギュンター・テメス(Günther Thömmes) 1963年、ドイツアイフェル地方のビットブルク市生まれ。熟練のビール醸造家、研究熱心な醸造マイスター、作家。ビール醸造のこととなると夢中になり、どこへでも足を運ぶ。ビールの歴史を描いた〈ビア・マーグス〉シリーズを5冊と、様々なミステリー、旅行ガイドを書いている。ブログや業界紙にビールについて多数執筆。2010~2016年には、いまでは造られなくなったタイプのビールを〈Bierzauberei(ビールの魔術師)〉ブランドで醸造し、ドイツ、オーストリア、ハンガリー、ブラジルを旅しながら各地の醸造所を借りて同ブランドのビールを造る「移動醸造」の活動をしていた。ドイツ語圏の推理作家協会である「シンジケート(Syndikat)」会員。フリードリヒ・グラウザー賞(Glauser-Literaturpreis、毎年同協会が授与しているミステリー賞)の審査員を2度務める。妻と息子とともにウィーン近郊に在住。 訳:森本 智子(もりもと ともこ) ドイツ食品・食文化に関連する仕事に従事。2011年ドイツ、ドゥーメンスアカデミーにて日本人初のビアソムリエ資格を取得。 著書に『フォトエッセイとイラストで楽しむちいさなカタコト*ドイツ語ノート』(国際語学社)、『ドイツパン大全』(誠文堂新光社)、『ドイツ菓子図鑑』(誠文堂新光社)。 訳:遠山 明子(とおやま あきこ) ドイツ文学翻訳家。主な訳書にキルステン・ボイエ『パパは専業主夫』(童話館出版)、アグネス・ザッパー『愛の一家 あるドイツの冬物語』(福音館文庫)、ケルスティン・ギア『紅玉は終わりにして始まり』など〈時間旅行者の系譜〉シリーズ、ニーナ・ブラジョーン『獣の記憶』(ともに創元推理文庫)、ニーナ・ゲオルゲ『セーヌ川の書店主』(集英社)、ヨハンナ・シュピリ『アルプスの少女ハイジ』(光文社古典新訳文庫)。 《書籍の詳細について》 http://thousandsofbooks.jp/project/bierzauberer/ 《書籍のお届けについて》 ご注文が確定してから3営業日以内に発送します。 《この書籍について》 書名:ビア・マーグス ービールに魅せられた修道士 著:ギュンター・テメス 訳:森本智子、遠山明子 発行年:2021年7月 仕様:四六判/400ページ ジャンル:フィクション ISBN:978-4-909125-28-6
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【電子書籍】ビア・マーグス ービールに魅せられた修道士
¥2,200
【 試し読み公開中:https://hanmoto5.tameshiyo.me/9784909125286 】 《電子書籍のお届けについて》 EPUB、PDFファイルでの納品となります。 購入された方には電子書籍ダウンロード用のリンクをメールでお送りいたします。リンクをクリックすると画像認証のページが立ち上がりますので、画像に表示されている文字をフォームに入力し、ファイルをダウンロードしてください。 メールはご注文が確定してから3営業日以内にお送りします。 《電子書籍の読み方について》 当サイトで販売している電子書籍ファイルは、パソコンやスマートフォン、電子書籍専用端末などお好きな端末の電子書籍リーダーアプリでご覧いただけます。 くわしい電子書籍の読み方についてはこちらをご覧ください。 http://thousandsofbooks.jp/faq/#ebook 中世ドイツの修道院を舞台に繰り広げられる ビール醸造にまつわるミステリー ビール醸造所で働く語り手。ある時醸造所内で、机の引き出しに古い書物を発見する。読んでいくとそれはなんと13世紀から代々ビール醸造家に受け継がれてきた当時の醸造家による手記であった。 13世紀のドイツ。貧しい農家の長男に生まれたニクラスは、母親と一緒にビール造りをするのが好きだった。もっとビールを造りたいと運よく修道院に入ることができ、一人前の醸造家になるべく修行を始める。当時ビール醸造技術が進んでいたヴァイエンシュテファン修道院、ザンクト・ガレン修道院へと移っていき、どんどんビール造りの腕を上げていくニクラス。だが行く先々には困難も待ち受けていた……。 ある時ニクラスとの意見の食い違いが元で仲たがいし、ニクラスを逆恨みしどこまでも執拗に追い詰める幼なじみのベルナルト。生涯をかけた2人の果し合いの行方は? 中世ドイツのビール造り、中世の世界が垣間見られる、そして主人公ニクラスの波乱万丈な人生と運命をミステリータッチで描く小説。 《著者・訳者プロフィール》 著:ギュンター・テメス(Günther Thömmes) 1963年、ドイツアイフェル地方のビットブルク市生まれ。熟練のビール醸造家、研究熱心な醸造マイスター、作家。ビール醸造のこととなると夢中になり、どこへでも足を運ぶ。ビールの歴史を描いた〈ビア・マーグス〉シリーズを5冊と、様々なミステリー、旅行ガイドを書いている。ブログや業界紙にビールについて多数執筆。2010~2016年には、いまでは造られなくなったタイプのビールを〈Bierzauberei(ビールの魔術師)〉ブランドで醸造し、ドイツ、オーストリア、ハンガリー、ブラジルを旅しながら各地の醸造所を借りて同ブランドのビールを造る「移動醸造」の活動をしていた。ドイツ語圏の推理作家協会である「シンジケート(Syndikat)」会員。フリードリヒ・グラウザー賞(Glauser-Literaturpreis、毎年同協会が授与しているミステリー賞)の審査員を2度務める。妻と息子とともにウィーン近郊に在住。 訳:森本 智子(もりもと ともこ) ドイツ食品・食文化に関連する仕事に従事。2011年ドイツ、ドゥーメンスアカデミーにて日本人初のビアソムリエ資格を取得。 著書に『フォトエッセイとイラストで楽しむちいさなカタコト*ドイツ語ノート』(国際語学社)、『ドイツパン大全』(誠文堂新光社)、『ドイツ菓子図鑑』(誠文堂新光社)。 訳:遠山 明子(とおやま あきこ) ドイツ文学翻訳家。主な訳書にキルステン・ボイエ『パパは専業主夫』(童話館出版)、アグネス・ザッパー『愛の一家 あるドイツの冬物語』(福音館文庫)、ケルスティン・ギア『紅玉は終わりにして始まり』など〈時間旅行者の系譜〉シリーズ、ニーナ・ブラジョーン『獣の記憶』(ともに創元推理文庫)、ニーナ・ゲオルゲ『セーヌ川の書店主』(集英社)、ヨハンナ・シュピリ『アルプスの少女ハイジ』(光文社古典新訳文庫)。 《書籍の詳細について》 http://thousandsofbooks.jp/project/bierzauberer/ 《この書籍について》 書名:ビア・マーグス ービールに魅せられた修道士 著:ギュンター・テメス 訳:森本智子、遠山明子 発行年:2021年7月 仕様:四六判/400ページ ジャンル:フィクション ISBN:978-4-909125-28-6
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【書籍】キミのセナカ
¥1,760
【 試し読み公開中:https://hanmoto5.tameshiyo.me/9784909125293 】 「結婚しない若者が増えたとか——テレビのニュースで見るたびにホッとする」 地方の小さな町で暮らすタケルは、そんなことを思う高校生。同級生たちは女性アイドルやグラビアの話に浮かれ、大人たちは結婚して家庭を持つことが一番の幸せと信じている。自分がほかの人と違うことを誰にも打ち明けることができず、早く町を出たいと願っていたタケルのもとに、夏休み前のある日、転校生として幼なじみの公太郎がやって来た。柔道が好きで、心も体もおおらかな公太郎と日常を過ごす中で、タケルの心はときめきはじめる。 「居場所なんて、大事に思えるヤツがひとりいたら、そこが居場所になんだよ、きっと」 公太郎にそう言われ、自分の居場所がここにあることに気づいたタケル、勇気を出して公太郎に自分の気持ちを告白するが…。 幸せな未来を思い描くための勇気と優しさが詰まった珠玉のストーリー。 《著者プロフィール》 著:野原くろ ニューヨーク、Pratt Instituteでイラストを学び(中退)、1995年12月雑誌“薔薇族(96年2月号)”で漫画家デビュー。その後、イラストレーターとして活躍しながら、古川書房から単行本『ミルク』全3巻を刊行、雑誌「Badi」の連載などでも作品を発表し続け、現在は単行本『下宿のお兄さん』が6巻まで刊行中、また新作『玄太はオレが好き』を雑誌「サムソン」に連載中。韓国の6699pressが制作した『キミのセナカ』は韓国、台湾で出版されており、フランスでも電子書籍で連載中、今後書籍化が予定されている。バンドcali≠gariのギタリスト桜井青と「くろとあお」でも活動中。 制作・デザイン:イ・ジェヨン(6699press) 弘益大学でビジュアル・デザインを学び、2012年からグラフィックデザインスタジオ兼独立出版社の6699pressを運営する。 先輩や同級生の女性グラフィックデザイナーたちが、しばらくすると次々と仕事を辞め、別の人生を選んでいくことに疑問を持ち、なぜ女性たちが仕事を続けられなくなるのか、韓国で女性グラフィックデザイナーとして生きていくのはどういうことなのかを、22人11組の女性たちに対談形式で語ってもらった本『韓国、女性、グラフィックデザイナー11(한국, 여성, 그래픽 디자이너 11)』。 可哀想な存在としてステレオタイプに描かれがちだった脱北してきた若者たち。彼らが撮った写真や絵を織り交ぜながら、ともに暮らすソウルの街のことを語ってもらうことで、等身大の彼らと分断国家で生活する意味を問う本『私たちはソウルに住んでいる(우리는 서울에 산다)』など、同時代を生きるマイノリティ個人の物語に焦点をあて、これまでに11冊の書籍を出版している。6699pressの「6699」は、引用符の“”を表しており、社会に必要な言葉、大切な言葉に引用符“”をつけて可視化するという意味が込められている。 《書籍の詳細について》 http://thousandsofbooks.jp/project/senaka/ 《書籍のお届けについて》 ご注文が確定してから3営業日以内に発送します。 《この書籍について》 書名:キミのセナカ 著:野原くろ デザイン:6699press(韓国) 発行年:2021年3月 ジャンル:コミック 仕様:並製本/A5変形判/162ページ ISBN:978-4-909125-29-3
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【電子書籍】キミのセナカ
¥1,540
【 試し読み公開中:https://hanmoto5.tameshiyo.me/9784909125293 】 《電子書籍のお届けについて》 PDFファイルでの納品となります。 購入された方には電子書籍ダウンロード用のリンクをメールでお送りいたします。リンクをクリックすると画像認証のページが立ち上がりますので、画像に表示されている文字をフォームに入力し、ファイルをダウンロードしてください。 メールはご注文が確定してから3営業日以内にお送りします。 《電子書籍の読み方について》 当サイトで販売している電子書籍ファイルは、パソコンやスマートフォン、電子書籍専用端末などお好きな端末の電子書籍リーダーアプリでご覧いただけます。 くわしい電子書籍の読み方についてはこちらをご覧ください。 http://thousandsofbooks.jp/faq/#ebook 「結婚しない若者が増えたとか——テレビのニュースで見るたびにホッとする」 地方の小さな町で暮らすタケルは、そんなことを思う高校生。同級生たちは女性アイドルやグラビアの話に浮かれ、大人たちは結婚して家庭を持つことが一番の幸せと信じている。自分がほかの人と違うことを誰にも打ち明けることができず、早く町を出たいと願っていたタケルのもとに、夏休み前のある日、転校生として幼なじみの公太郎がやって来た。柔道が好きで、心も体もおおらかな公太郎と日常を過ごす中で、タケルの心はときめきはじめる。 「居場所なんて、大事に思えるヤツがひとりいたら、そこが居場所になんだよ、きっと」 公太郎にそう言われ、自分の居場所がここにあることに気づいたタケル、勇気を出して公太郎に自分の気持ちを告白するが…。 幸せな未来を思い描くための勇気と優しさが詰まった珠玉のストーリー。 《著者プロフィール》 著:野原くろ ニューヨーク、Pratt Instituteでイラストを学び(中退)、1995年12月雑誌“薔薇族(96年2月号)”で漫画家デビュー。その後、イラストレーターとして活躍しながら、古川書房から単行本『ミルク』全3巻を刊行、雑誌「Badi」の連載などでも作品を発表し続け、現在は単行本『下宿のお兄さん』が6巻まで刊行中、また新作『玄太はオレが好き』を雑誌「サムソン」に連載中。韓国の6699pressが制作した『キミのセナカ』は韓国、台湾で出版されており、フランスでも電子書籍で連載中、今後書籍化が予定されている。バンドcali≠gariのギタリスト桜井青と「くろとあお」でも活動中。 制作・デザイン:イ・ジェヨン(6699press) 弘益大学でビジュアル・デザインを学び、2012年からグラフィックデザインスタジオ兼独立出版社の6699pressを運営する。 先輩や同級生の女性グラフィックデザイナーたちが、しばらくすると次々と仕事を辞め、別の人生を選んでいくことに疑問を持ち、なぜ女性たちが仕事を続けられなくなるのか、韓国で女性グラフィックデザイナーとして生きていくのはどういうことなのかを、22人11組の女性たちに対談形式で語ってもらった本『韓国、女性、グラフィックデザイナー11(한국, 여성, 그래픽 디자이너 11)』。 可哀想な存在としてステレオタイプに描かれがちだった脱北してきた若者たち。彼らが撮った写真や絵を織り交ぜながら、ともに暮らすソウルの街のことを語ってもらうことで、等身大の彼らと分断国家で生活する意味を問う本『私たちはソウルに住んでいる(우리는 서울에 산다)』など、同時代を生きるマイノリティ個人の物語に焦点をあて、これまでに11冊の書籍を出版している。6699pressの「6699」は、引用符の“”を表しており、社会に必要な言葉、大切な言葉に引用符“”をつけて可視化するという意味が込められている。 《書籍の詳細について》 http://thousandsofbooks.jp/project/senaka/ 《この書籍について》 書名:キミのセナカ 著:野原くろ デザイン:6699press(韓国) 発行年:2021年3月 ジャンル:コミック 仕様:A5変形判/162ページ ISBN:978-4-909125-29-3