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【書籍】子どもを迎えるまでの物語

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生殖補助医療、養子縁組、代理母出産、LGBTカップル、シングル
それぞれの決断と勇気のストーリー

小説家である著者が妊活を始めてから、体外受精による妊娠・出産にいたるまでの5年間に経験した個人の物語、そして、不妊治療や養子縁組について調べる中で、著者が出会ったさまざまな人々の出産や養子を迎えるまでの話が丁寧に綴られています。
この本に登場する人工授精、体外受精、里親、特別養子縁組で子供を迎えた人々や、子どもをもたないことを選んだ人々の中には、ヘテロセクシュアルも、LGBTQ+コミュニティの人間も、カップルも、またはシングルペアレントもいます。同性婚の法制化が依然として待たれる日本においても、同性婚がもたらすであろうLGBTQ+カップルの家族のもち方の選択肢について、パートナー間、そして社会全体でも、あらためて考えるきっかけをくれるケーススタディが描かれています。また、経済的状況や、住まう地域、人種、信仰の違いによる、不妊治療へのアクセスに格差がある米国内の不妊治療や、近年日本でもあらためて問題になった優生保護法の傷跡についても描かれています。

また、不妊であることに対する「偏見」、そしてそこから来る「劣等感」に「打ち明けにくさ」という個人の悩みの根本の部分については、子どもがいない人々の静かな悩みや、もたないことを選んだ人々と社会との関わり方を、文学や医療、そして文化や宗教の歴史の中で、どのように扱われてきたかなどが記されています。

この本は、子どもを望むあらゆる人々に、
「あなたは一人じゃない」
「あなたにも選択肢があるよ」
と呼びかける、静かで確かな希望に満ちた本です。


【ベスト・ブックス・オブ・ジ・イヤー選出メディア一覧】
 ・Kirkus
 ・Publisher Weekly
 ・Buzzfeed
 ・the Globe and Mail
 ・the Oprah Magazine


《著者・訳者プロフィール》

著:Belle Boggs(ベル・ボグス)
米国バージニア州出身の作家。『Orion』『Harper’s』『The Atlantic』『The Paris Review』などの米国内外の幅広い媒体に作品を発表している。短編小説集『Mattaponi Queen』は、バージニア州のマタポナイ川流域を舞台にした連作小説で、ベイクレス賞や、バージニア文芸賞を受賞した。本作『子どもを迎えるまでの物語 生殖、不妊治療、親になる選択』は、『Kirkus』『Publishers Weekly』『The Globe and Mail』『Buzzfeed』『O,the Oprah Magazine』でベスト・ブック・オブ・ジ・イヤーに選出された。また、他にも小説『The Gulf』を発表している。現在、ノースカロライナ州ホー川のほとりに家族と住み、ノースカロライナ州立大学の英文学科の教授として、修士プログラムの指導にもあたっている。

訳:石渡 悠起子 (いしわた ゆきこ)
翻訳者。音楽家。NY市立大学クイーンズカレッジ音楽学部卒業。フリーランスで企業翻訳を提供するなか、Zen101という名義で詩の朗読と歌を融合させた電子音楽の制作と演奏を続けている。本著が書籍翻訳第1作目となる。
Twitter:石渡悠起子@yuki_ishiwata


《書籍の詳細について》
http://thousandsofbooks.jp/project/waiting/


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《この書籍について》
書名:子どもを迎えるまでの物語 生殖、不妊治療、親になる選択
著:ベル・ボグス
訳:石渡 悠起子
発行年:2021年6月
ジャンル:実用
仕様:四六判/352ページ
ISBN:978-4-909125-27-9

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