
10月中旬発送【書籍】ぼくらの自由がうばわれる時 第二次世界大戦の日系アメリカ人の物語
¥2,750 税込
なら 手数料無料で 月々¥910から
日系アメリカ人俳優ジョージ・タケイが体験した
第二次世界大戦中の日系アメリカ人強制収容所の生活
1942年2月19日
5歳だったジョージ・タケイの人生は、
この日の前と後では永遠に変わってしまいました。
真珠湾が攻撃されたことで、アメリカ合衆国政府は、日系人(日本からのアメリカ移民とその子孫)は全員、アメリカの敵だと言いました。ジョージもジョージの家族も、だれもなにも悪いことはしていませんでした。つまりどんな意味でも、他のアメリカ人と同じだったのです。しかし彼らは、戦争を仕掛けてきた敵国の人たちと同じ顔をしていた。だから強制的に家から追い出されたのです。
『ぼくらの自由がうばわれる時』は、『スター・トレック』の俳優で社会活動家であり、アメリカの象徴でもあるジョージ・タケイが、第二次世界大戦の日系アメリカ人強制収容所でどう育ったかを記した本です。ジョージのパパとママが、「新しい家」でどうやって自分の子どもたちの安全を確保したのか─サンタアナの競馬場でも、ローワー収容所の湿地でも、そして人里離れたトゥーリ・レイクでも、周囲は鉄条網と武装した兵士によって監視されていたのでした。
児童図書ギルド( Junior Library Guild )推奨本
文:ジョージ・タケイ(George Takei)
公民権活動家、SNSインフルエンサー、グラミー賞候補レコードアーティスト、ニューヨークタイムズ・ベストセラー作家、そして60年以上のキャリアを持つ草分け的俳優です。彼が出演した映画は40本以上、TVドラマの出演は数百におよびます。中でも有名なのは『宇宙大作戦(スタートレック)』でのヒカル・スールー役(日本語吹き替え版では「ミスター・カトー」役)でしょう。この成功を足場にして、彼はLGBTQ+の人権や結婚の平等(同性婚法制化)を求める社会運動も闘ってきました。社会正義を求める彼の思いは個人的な体験から発しています。第二次世界大戦中、子どもだったジョージが、他の12万5千人以上の日系アメリカ人と同じく、不当にアメリカ政府の強制収容所に収監されたことです。彼は現在、全米日系人博物館の名誉理事長を務めています。また日米友好委員会の理事も務めました。2004年には日米関係への貢献に対して天皇から旭日小綬章を贈られています。
絵:ミッシェル・リー(Michelle Lee)
イラストレーター、作家。初めて鉛筆を握った時から絵を描いていたそうです。彼女が絵を担当した『My Love for You Is Always(あなたへの愛はいつまでも)』(作 Gillian Sze ジリアン・ズィー)は歴史あるアメリカの書評誌《Kirkus Reviews》や《BookPage》から星付き評価を受けています。同じくロサンゼルス在住のアジア系アメリカ人として、ミシェルはこのジョージ・タケイの物語に自らを重ねています。彼女がいま住んでいるところ、仕事をしている場所は、この物語が始まり、そして最後に戻る場所と同じ地域なのです。
訳:北丸雄二(きたまるゆうじ)
ジャーナリスト、作家。中日新聞(東京新聞)ニューヨーク支局長から1996年に独立。在NY25年を経た2018年に拠点を東京に移す。東京新聞で『本音のコラム』連載のほか、ラジオやネット番組などで日米時事評論やニュース解説を行う。訳書に絵本『ぼくらのサブウェイ・ベイビー』、青少年向け歴史書『LGBTヒストリーブック』(共にサウザンブックス社)など。評論『愛と差別と友情とLGBTQ+ 』(人々舎)では《紀伊國屋大賞 2022》2位受賞。今冬には次作評論集『このクイアな世界』(仮題)刊行予定。
《書籍の詳細について》
http://thousandsofbooks.jp/project/mylostfreedom/
《書籍のお届けについて》
ただいま先行販売予約受付中です。10月中旬発送開始予定。
《この書籍について》
書名:ぼくらの自由がうばわれる時 第二次世界大戦の日系アメリカ人の物語
文:ジョージ・タケイ
絵:ミッシェル・リー
訳:北丸雄二
発行年:2025年11月
ジャンル:児童書・絵本・ノンフィクション
仕様:A4変形判/50ページ/4色/上製本
ISBN:978-4-909125-68-2
-
送料・配送方法について
-
お支払い方法について
¥2,750 税込